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( 香水工場の )

香る生活


お酢の香り
今日は香水の話題から離れて、臭いけど凄い食材・お酢と自分の付かず離れずの歴史を語ります。

お酢が効く夏バテ


昔から夏場は暑さでバテる方です。ジリジリとした日はぐったり。何もやる気がでないこともあります。

しかし、学生時代、お酢がこの夏バテにかなり効果的であることを発見しました。それ以来「夏には酢の物」がいつしか習慣になっています。

他人も同様かどうかわかりませんが、私の場合は、外仕事や外回りがある日でも、朝、たっぷり酢の物を食べていくとなんとか体力を維持したまま帰宅できたものです。

「夏バテ予防=酢の物」

お酢のツンとしたニオイ


お酢のツンとする匂いが苦手の人は少なくありませんが、ハーブなんかを入れ込んだピクルスにすると、あれが案外香り高い食品に変化するから不思議です。マヨネーズが嫌いでない方なら、調理法次第でお酢も好物になると思います。

そんなわけで甲斐甲斐しく学生時代からピクルスを漬ける習慣を身につけたました。ハーブやスパイス(香辛料)はお酢の臭みを取ってくれ、ピクルスをさらに香り高く美味にしてくれる隠し味です。


ハーブ&スパイスで香り高く


月桂樹、クローブ、シナモン、山椒、茗荷、レモンバーム、ウイキョウ、セージ、コリアンダー・・・まあなんかぶっ込んでおけばお酢のニオイは軽減されます。

しかし、適当にぶっ込んでもおいしくならないのが、ハーブとスパイスの使い方の難しさ。クックパッドの鉄人ならここを極めるのでしょうが、いかんせん、男には面倒です。

なわけで、次第にハーブ&スパイスは面倒になりますから「ハーブ&スパイス抜き」になります。

ハーブ&スパイスという香りのモトがなくなっても案外、野菜の持つ香りでピクちゃんもそれなりにおいしいし、いい香りです。

大根は胃袋に入った後に臭いゲップ臭に変化するもののニンジンや生姜などは、お酢の臭みもある程度中和していい案配です。

しかし!そのうち野菜を漬け込むのも面倒になってきます。こうなるとお酢をそのまま飲んじゃえ!という発想になるは男の野生か人間のサガ?人間には、はてしなく楽をしたがる性分があるようです。

生(き)で飲むと危険ですので、水で薄めるのですが、これがまたまずい、臭い、吐きそうの3拍子。

「心頭滅却すれば・・・」と言ってしばらく続けましたが、ついに境地の達せず野菜ピクルスの段階でさまよっています。
(2010-08-07)
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