( 香水工場の )
香る生活
乾燥の季節、甘い濃厚香水もサラリと
空気の乾燥具合
最近の日課は、出社したら湿度をチェック。20%代が続いています。先日は15%と表示していたことがあり例年より乾燥が厳しく感じられます。
静電気は稲妻のように
近所のレストランで食事して、レジでお金を払おうとした指先が、レジの店員さんの手に接触した瞬間、バリっと静電気放電で「おっ!」と心中、声を上げてしまいました。
心臓が弱っていると「まずいかも」と思える激しさ。
こんな光景、日本の冬の風物詩ですね。
香りのスメリング、濃厚系香水もまかせない
これだけ乾燥すると、不思議とどんな甘い濃厚な香りもOKになります。多くの人が同じような体験をされるかもしれません。
社内では日常的に新しい香水の新作や試作品、社外の香水などスメリングする機会があるのですが、夏場は苦しい甘い濃厚な香りが、すんなりと鼻の中に入っていきます。
香りはOK、乾燥の季節も悪いことばかりでない
香りの仕事で多少、香りの評価をする立場上、好き嫌いを別にして公平にうんちくすることが求められますが、冬場はこれは案外サラリといけるので、いいといえばいいことです。
乾燥しずぎる季節、あまりいいことは多くないのですが、探せば、ちょっとだけいいこともいろいろ。
(2011-02-03)
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