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香る生活
新作香水「ブラックベチベル」#4、世界が愛するベチバー香水
メンズ香水の一大カテゴリとなったベチバー
ベチバーがメンズ香水のテーマとして、センセーショナルに表舞台に登場するのはゲラン「ベチバー」(1959)と思われます。
それまでのメンズのイメージだったフゼアやタバック、レザーに対して、ベチバーはオリエンタルで香りに精神的な深さを加味しました。
香水は進化する、といった画期的な衝撃を当時の香水業界とブランドに与えました。
この新しい香水は驚きと新鮮さとをもってヨーロッパの人々に受け入れられました。
それ以来、世界のブランドさんのベチバーに対する並々ならぬ思い入れは現在も続いています。
多くのベチバー香水は、メンズとして位置づけられていますが、間違いなく女性愛用者も少なくないでしょう。
深い香りには、男女問わず性別を越えて愛されるものがあります。
ベチバーの香り+ブランドのテイスト
しかし、これら香水の製品名がそのまま「ベチバー」でも、完全ベチバーだけという製品は皆無です。
すべて調香されベチバーをベースとした香水へと香りを変化させています。
多くは、やはり原料が取れる東南アジアやインド南部のイメージのまま、オリエンタルでエキゾチックな仕上がりになっているものが多いようです。
相性のよい原料としてトンカビーンズとの組み合わせも多く見かけますが、まさにヨーロッパから見た「オリエンタル+エキゾチック」と心が沸き立つ高揚感を感じさせる香りです。
【製品販売サイト】
2011新作香水「ブラックベチベル」Black Vetiver(大人の静寂、ベチバー)
※この記事は#4
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(2011-05-03)
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