( 香水工場の )
香る生活
香水「摩天楼」・・パチュリの印象
はじめてのパチュリ、香りの印象
私がはじめてパチュリの香りを嗅いだとき、こんな感想を抱きました。
「人気のない山中で廃屋の中に入ったときに感じる土と古い木材とカビのニオイ」
アロマテラピーの方には「なんか違うぞー」と言われそうです(パチュリは、アロマテラピーでも人気のエッセンシャルオイル。愛用者は多い)。
個人の感性なので、お許しください。
念のため香りのイメージを社内の人間に確認したら、そんな香りではないとパフューマーから
「パチュリについて誤解を与えるので、そこんとこ、書かないように」とクギをさされました。
パチュリは「甘さがあって深みのある香り」だそうです。
パチュリは、アロマテラピーでも初心者には評判は今ひとつの模様。しかし、上級コースに行くに従いパチュリファンの比率が増える傾向があるそうです。理解できるな〜。
最初のハードルがちょっとだけ高くて、香り初心者には近寄りがたいのですが、愛好者には凄いスピリチャルな香りになるところがベチバーと同じです。
ここもパチュリ&ベチバーは似たもの同士の香りですね。
納豆やブルーチーズと同じパチュリ?
たとえて言えば、納豆やブルーチーズと同じです。小さい頃から納豆を食べている人は抵抗ないと思いますが、私の場合、中学生の時、初めて納豆を食べました。
それは驚異の世界でした。「腐っとる!」と断言。しかし、慣れてしまえばおやつにさえなる病み付きよう。
今では納豆はご飯の臭いお供、ブルーチーズは赤ワインの臭いお供。本当においしいものは個性が強いモノが多いですよね。
パチュリも個性的です。パチュリ&ベチバーの深さを理解すると香水の楽しみ方が倍増、間違いなしです。
【製品販売サイト】
2011新作香水「摩天楼」Skyscraper(都会のクールなローズ&パリュリ)
※この記事は「 パチュリの印象」
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(2011-05-06)
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