( 香水工場の )
香る生活
夏のシエスタは、健康的な香り
夏の過ごし方
暑い日が続いています。お元気でしょうか。近所のマックやスタバは避暑地と化しており、午後は満員で、逆に息苦しいところが真夏らしい光景になっています。
私が子供の頃、夏休みは過ごし方はこんな感じでした。
午前中は学校のプールで遊んで、昼は昼寝。
昼寝は子供の体に合っていたようで、むしろ、子供の頃の方がバテませんでした。
ところが、社会人になって真夏でもスーツで朝夕を問わず外出というのは性に合わないようで、夏はぐったり、バテバテです。
シエスタの民
地中海地方や東南アジアに多い「午後の昼寝」が日本でも社会的に習慣化し、会社でちょっと眠らせてもらえればと祈りを捧げたものです。
午後の昼寝をスペイン語で「シエスタ」というらしいのですが、麗しい響きです。なにやらステキな香りまでしてきます。
そのかわり地中海地方の人々の夕食は午後10時や11時は普通で、寝るのは深夜。にもかかわらず人々の朝は早い。
ギリシアを旅行したとき、朝7時にホテルをでてアテネの街をうろつくと商店はかなり開いておりました。
それどころか8時ころには閉まり出す商店もあり、シエスタ文化圏は完全に「深夜&朝方活動型」・「昼間休息型」の生活を送っていることを実感しました。
経済活動 vs シエスタ、どちらがお好き?
しかし、経済のグローバル化の流れの中で、スペインもイタリアもギリシアもシエスタの習慣を廃止する動きがあるそうです。
イタリアでは「昔はこの時間帯は、全部閉まっていましたが」とガイドさんの説明でしたが、私が行ったときのローマは、お昼時も開いておりました。
一方、日本では今年、節電の夏、シエスタの導入を実施している企業や官庁(たとえば、岐阜県庁)もあるそうです。
しかし、日本社会は社会全体がシエスタ型でない分、自分たちだけシエスタ型になると不便な部分もありそうです。社会全体がシエスタ型になる日は、あまり期待できそうにないですね。
(2011-08-11)
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