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( 香水工場の )

香る生活


香水の説明、キャッチを探す

香水をコトバで表現する大切さ


香水を言葉で表現することはかなり難しいです。

機能や性能の差別化なら選べる言葉もありますが、その辺が香水の場合、掴み所が少ない。

しかし、香りの中身とオススメの特徴(キャッチフレーズ)をコトバに変換できない限り、人の心の中には入りにくい、疎かにできない部分です。

他の香水メーカーさんや香水ブランドさんはどうしているかな、とたまに他社さんの商品ページなど拝見すると、やはり、香りの説明とキャッチの部分は当社同様、モヤモヤしたものを感じます。

一言で言うなら「クラウド」。

苦労する部分がわかるだけにライバル意識より、連帯感さえ感じられる哀しさ。


世の中は秀逸なフレーズであふれている


テレビ広告など身の回りにあふれているキャッチフレーズのコピーはたいてい優れたものばかりです。ちょっと目についたものをピックアップしてみます:

・安心して食べられる80kcal(江崎グリコのアイスクリーム)
・キレてな〜い(シックのカミソリ)
・突発性の下痢に水なし1錠で効く(ライオンの下痢止め)


どれも短文で商品説明とウリの部分が明確に表現されインパクトがあります。

共通するものは「数字などの具体性」と「共感」と私は思います。

たとえば、「80kcal」は具体的です。カロリーコントロールしている人には反応するコトバですよね。

「キレてな〜い」は経験がある人に共感するコトバです。

このキャッチフレーズだけでは何の商品か不明ですが、大量のテレビCM投下で、発音まで思い出してしまうところがアメリカ式マーケティングを感じさせます。


香水のキャッチ・ミーティングは続く


香水の場合、「数字による具体性」はあまり考えられません。

たとえば、「この香りで幸福度120%」なんて無理矢理数字を入れても、リアリティがなく共感も湧きません。



(2011-08-18)
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