( 香水工場の )
香る生活
あってもよいビジネス、余った在庫販売
必然の余剰在庫
企業では余剰在庫が必然的に生じます。当社のように少量生産しているメーカーでさえ、この種の在庫には頭を抱えます。
大企業さんですと、それは膨大な数量になります。それらをアウトレットや福袋で処分することは常套手段ですが、それらを集めてアソートして販売するビジネスも生まれています。
生産計画に問題ありではあるが・・・
余剰になるほど余分に製造する行為自体が問題ですが、ここが生産計画の難しさ。とくに販売機会損失(つまり、在庫切れ)を極端に嫌う日本の文化では、必要量プラス・アルファで製造する傾向があります。
余剰分が廃棄処分の運命となれば、処分のためだけに余分なエネルギー消費や二酸化炭素排出になるいわけで、それこそ環境にも申し訳ないことです。
環境の時代
余剰在庫品をかき集めアソートして販売するビジネスは、環境意識が高まる時代に合ったビジネスモデルに思えます。
先日、当社にも打診が来ました。しかし、いかんせん、すべての品種で少量生産のため、余剰在庫もごく少量。求められている数量が、当社の本生産より多いレベルで、全然合いませんでした。
(2014-08-13)
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