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( 香水工場の )

香る生活


悩ましい香水瓶(ビン)、作るしかないのが現状
武蔵野ワークスではOEM香水や、オリジナルフレグランスのデザインサービスを提供しています。競合が少ないためかとにかく問い合わせが多い。プレゼンや打ち合わせの依頼があってもあまり対応できない状況ですが、そんな活況に反して成約は極端に少ない。

成約率はどの程度だろう?

とふと考え調べてみました。資料請求は別として電話など個別対応を行ったクライアントさんで成約率を見ると、なんと30社に1社。

OEM香水の案件受注件数は月1件までと決めているのでビジネス的には問題ありませんが、低い成約率の原因は明快です。ボトルです。

香水ボトルのチョイスがないのです。ブランド香水は、ブランドさんが商品ごとに金型を起こしオリジナルボトルを制作します。それらは市場には流通しません。多彩に見える香水瓶もそれだけを買おうとするとどこにもないことに気づかされます。ためしに容器問屋さんやガラスビンメーカーさんで販売可能な香水ボトルを見せてもらと香水瓶の流通事情がだいたい見えます。

しかも、(個人的見解ですが)流通しているボトルは現代のデザイン感覚とミスマッチしていると感じるクライアントさんが多いようです。

理想とする香水ビンを入手したいなら、ボトルの金型から起こすことがベストソリューションです...でもコストとリスクは覚悟してネ、という状況です。海外でも状況は同じです。

しかし、海外のボトルメーカーで市販品ながら私をうならせるメーカーがあります。そのメーカーについて次回お話します。 (2006-03-25)
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