( 香水工場の )
香る生活
香りのローズマリーとハンドクリーム、抜群の相性
(2013/02/14)
脂っ濃い肉料理をさっぱりにしてくれるローズマリーは人気のハーブ。このローズマリーがワセリン・ハンドクリームもさっぱり奥深くしてくれるハーブだったと判明(2013/02/14)
いや、まずはネーミングができすぎ、ですよね。ローズとマリーでしょう。マリア様のバラなんて空想しがちですが、Wikipediaによれば、ローズマリーの学名「Rosmarinus」はラテン語で「海のしずく」だそうです。
・ros → ロス(滴)
・marinus → マリヌス(海の)
ふーん、そうだったのか。
ローズマリーは、海岸だけ生えているわけではありませんが、原産が地中海沿岸だったそうで、いかにも白い乾いた大地に生えてきそうな葉っぱと枝振りが「地中海」風。納得です。
「海の滴」なんですね。
そういえば、ローズマリーの花はやや淡いブルー、たとえて言えば水彩画の絵の具ででるようなブルー。これが「滴」と言われるようになった原因かな?
ローズマリーを栽培した経験がある方は、共感されるかもしれません。ローズマリーは、とにかく生命力全開のハーブです。
本来、乾燥した土地を好む植物ですが、わが日本の高温多湿・亜熱帯気味の気候条件でも、ばっちり・がっつり育ってくるケースが多いのです。
「放っておいたらあっという間に!」状態のローズマリー屋敷やローズマリーお宅は、東京でもけっこう多いのではないでしょうか。
日当たりは良い方がいいですね。湿気を嫌うので、そこを注意しておけえば、真夏の炎天下でも、カラカラの日照り・乾燥が続いても旺盛に茂みを増やします。
日本の冬もラクラク越しちゃいます。多少の切り込みを入れてもなんのその。料理用にドンドンむしり取っても元気なところが凄いハーブです。ベランダでも植えて、料理中にちょいと葉っぱを・・・なんて方、おられるかも。
生命力が旺盛なハーブは、その精油も葉っぱも旺盛な生命力を人に分けてくれます。ホホバオイルしかり、シアバターしかり、オリーブオイルしかり、・・・同じですね。
現代の最先端技術をもってしても、残念ながらアンチエイジングの特効薬は開発されていません。そもそも「老化」のメカニズムや起因物質が特定されていませんので、アンチエイジング特効薬はまだまだ本当に夢のクスリですね。
しかし「老化を遅らせる」物質やクスリは、いろいろ出始めています。ローズマリーは、そんなアンチエイジング効果が期待されるハーブの一つです。
老化を遅らせるクスリは、どれもプロテオーム解析など高度な分子レベルの分析とシミュレーションから合成タンパク質が多いそうです。
アンチエイジング物質を研究している医薬品メーカーの知人によると、おもしろいことにアンチエイジングのクスリ開発は多くは、植物のタンパク質からヒントを得ようとしているそうで、実際のクスリも植物のタンパク質の模倣が多いそうです。
ローズマリーは、西洋では伝統的に、リューマチなどの関節炎や記憶力改善にしばしば利用されてきたため、そんな夢のクスリになる可能性があります(リューマチなどの関節炎は老化メカニズムの鍵)。
ローズマリーを食べれば、ダイレクトにアンチエイジング効果が出ると言う意味ではありませんが、ポテンシャルがあるということが凄いハーブです。医薬品学会では、アルツハイマー病やパーキンソン病への効果も期待されるそうです。
ローズマリーの香りの種類は、グリーン系で、薬草風の香りが食欲増進を刺激します。そのためヨーロッパでは伝統的に古い時代から(おそらくローマ時代にはすでに食用にされていた)から、肉料理の香り付けハーブやスパイスとして有名でした。
しかもローズマリーには強力な消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用も強く、インド産の胡椒などスパイスがヨーロッパにもたらされるまで肉の保存物質としても利用されていました。まさに一石二鳥どころか一石三鳥、一石四鳥といったメリットがあるハーブです。
今回、リリースした香りのハンドクリーム「ベタガード」(キャッチコピーが「さらさらワセリン」)では、ローズマリーを配合しております。試作段階では様々なハーブを配合しました。
とくに一般の方々にも無料配布した「ベタガードNo.6」ではラベンダーを採用しましたが、悩みに悩み抜いた末、ローズマリーが採用されました。
・清潔感のある香り
・料理との相性のより香り
→ (ハンドクリームを付けた手で料理される方もおられますので、食品混入しても安全かつ料理の香りをスポイルしない香り)
・消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用がある香り
・ワセリンのベタベタ感を軽減してくれる香り
ラベンダーよりローズマリーの方が、ちょっとだけ投票数が多かった結果です。
ベタガードがついにできあがりました。主成分はワセリン。ワセリンといえば、皮膚科で処方されるクスリの代表的成分、もしくは軟膏薬の基剤として、薬効成分(たとえば、ステロイド)溶かし込むための成分として多用されています。
口内炎や目クスリの基剤として利用されるだけに体内に入っても安全性が認められている物質です。
しかし!とにかくベトベト。
ベタガードの語源自体、「ベトベトのワセリンが主成分だよ」と明示するためのネーミングですので、その粘っこさは言うまでもありません。
安全性と効果が世界的に認められながら、なぜかハンドクリームとしてワセリンを採用するハンドクリームは少ないのが現状です(一般的なハンドクリームは、乳化系といってオイルと水を乳化させたものが多いようです)。
これはワセリンのベタベタ感にその原因があると当社では分析しています。そこで、ベタガードの開発では、ワセリンのベタベタ感をどうやって軽減するか、がテーマでした。
答えは、ローズマリーの香り。
ローズマリーの香りが、ワセリンのベタベタ感の緩和に役立っています。こしてローズマリー・香りのハンドクリームができあがりました。
現在、メール便無料キャンペーン中です。メール便で発送可能なベタガードをぜひお試しください。
(2013-02-14)
脂っ濃い肉料理をさっぱりにしてくれるローズマリーは人気のハーブ。このローズマリーがワセリン・ハンドクリームもさっぱり奥深くしてくれるハーブだったと判明(2013/02/14)
ネーミングが美しすぎるローズマリー
いや、まずはネーミングができすぎ、ですよね。ローズとマリーでしょう。マリア様のバラなんて空想しがちですが、Wikipediaによれば、ローズマリーの学名「Rosmarinus」はラテン語で「海のしずく」だそうです。
・ros → ロス(滴)
・marinus → マリヌス(海の)
ふーん、そうだったのか。
ローズマリーは、海岸だけ生えているわけではありませんが、原産が地中海沿岸だったそうで、いかにも白い乾いた大地に生えてきそうな葉っぱと枝振りが「地中海」風。納得です。
「海の滴」なんですね。
そういえば、ローズマリーの花はやや淡いブルー、たとえて言えば水彩画の絵の具ででるようなブルー。これが「滴」と言われるようになった原因かな?
薬草のような香りが食欲をそそるローズマリー
ローズマリーを栽培した経験がある方は、共感されるかもしれません。ローズマリーは、とにかく生命力全開のハーブです。
本来、乾燥した土地を好む植物ですが、わが日本の高温多湿・亜熱帯気味の気候条件でも、ばっちり・がっつり育ってくるケースが多いのです。
「放っておいたらあっという間に!」状態のローズマリー屋敷やローズマリーお宅は、東京でもけっこう多いのではないでしょうか。
日当たりは良い方がいいですね。湿気を嫌うので、そこを注意しておけえば、真夏の炎天下でも、カラカラの日照り・乾燥が続いても旺盛に茂みを増やします。
日本の冬もラクラク越しちゃいます。多少の切り込みを入れてもなんのその。料理用にドンドンむしり取っても元気なところが凄いハーブです。ベランダでも植えて、料理中にちょいと葉っぱを・・・なんて方、おられるかも。
生命力が旺盛なハーブは、その精油も葉っぱも旺盛な生命力を人に分けてくれます。ホホバオイルしかり、シアバターしかり、オリーブオイルしかり、・・・同じですね。
ローズマリーのアンチエイジング効果
現代の最先端技術をもってしても、残念ながらアンチエイジングの特効薬は開発されていません。そもそも「老化」のメカニズムや起因物質が特定されていませんので、アンチエイジング特効薬はまだまだ本当に夢のクスリですね。
しかし「老化を遅らせる」物質やクスリは、いろいろ出始めています。ローズマリーは、そんなアンチエイジング効果が期待されるハーブの一つです。
植物から模倣されるアンチエイジングの薬
老化を遅らせるクスリは、どれもプロテオーム解析など高度な分子レベルの分析とシミュレーションから合成タンパク質が多いそうです。
アンチエイジング物質を研究している医薬品メーカーの知人によると、おもしろいことにアンチエイジングのクスリ開発は多くは、植物のタンパク質からヒントを得ようとしているそうで、実際のクスリも植物のタンパク質の模倣が多いそうです。
ローズマリーで奇跡が起きるとは言えませんが、ヒントがあるかも
ローズマリーは、西洋では伝統的に、リューマチなどの関節炎や記憶力改善にしばしば利用されてきたため、そんな夢のクスリになる可能性があります(リューマチなどの関節炎は老化メカニズムの鍵)。
ローズマリーを食べれば、ダイレクトにアンチエイジング効果が出ると言う意味ではありませんが、ポテンシャルがあるということが凄いハーブです。医薬品学会では、アルツハイマー病やパーキンソン病への効果も期待されるそうです。
一石四鳥くらいのローズマリーの香り
ローズマリーの香りの種類は、グリーン系で、薬草風の香りが食欲増進を刺激します。そのためヨーロッパでは伝統的に古い時代から(おそらくローマ時代にはすでに食用にされていた)から、肉料理の香り付けハーブやスパイスとして有名でした。
しかもローズマリーには強力な消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用も強く、インド産の胡椒などスパイスがヨーロッパにもたらされるまで肉の保存物質としても利用されていました。まさに一石二鳥どころか一石三鳥、一石四鳥といったメリットがあるハーブです。
ローズマリーの香りがワセリンもさらさらに
今回、リリースした香りのハンドクリーム「ベタガード」(キャッチコピーが「さらさらワセリン」)では、ローズマリーを配合しております。試作段階では様々なハーブを配合しました。
とくに一般の方々にも無料配布した「ベタガードNo.6」ではラベンダーを採用しましたが、悩みに悩み抜いた末、ローズマリーが採用されました。
・清潔感のある香り
・料理との相性のより香り
→ (ハンドクリームを付けた手で料理される方もおられますので、食品混入しても安全かつ料理の香りをスポイルしない香り)
・消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用がある香り
・ワセリンのベタベタ感を軽減してくれる香り
ラベンダーよりローズマリーの方が、ちょっとだけ投票数が多かった結果です。
香りのローズマリー・ハンドクリームの出来上がり
ベタガードがついにできあがりました。主成分はワセリン。ワセリンといえば、皮膚科で処方されるクスリの代表的成分、もしくは軟膏薬の基剤として、薬効成分(たとえば、ステロイド)溶かし込むための成分として多用されています。
口内炎や目クスリの基剤として利用されるだけに体内に入っても安全性が認められている物質です。
しかし!とにかくベトベト。
ベタガードの語源自体、「ベトベトのワセリンが主成分だよ」と明示するためのネーミングですので、その粘っこさは言うまでもありません。
安全性と効果が世界的に認められながら、なぜかハンドクリームとしてワセリンを採用するハンドクリームは少ないのが現状です(一般的なハンドクリームは、乳化系といってオイルと水を乳化させたものが多いようです)。
これはワセリンのベタベタ感にその原因があると当社では分析しています。そこで、ベタガードの開発では、ワセリンのベタベタ感をどうやって軽減するか、がテーマでした。
答えは、ローズマリーの香り。
ローズマリーの香りがワセリンを使いやすくする
ローズマリーの香りが、ワセリンのベタベタ感の緩和に役立っています。こしてローズマリー・香りのハンドクリームができあがりました。
現在、メール便無料キャンペーン中です。メール便で発送可能なベタガードをぜひお試しください。
(2013-02-14)
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