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( 香水工場の )

香る生活


長瀞のロウバイ
師走ですね、年が明けるとすぐにロウバイの季節です。今年も長瀞のロウバイ園は観光客で賑わいそう (2017/12/19)

長瀞ロウバイのチラシ
(長瀞ロウバイのチラシ、長瀞観光協会さんにてミーティング中。わずかに見える方は事務局長の田島氏。手前チラシの中に当社の「ろうばい」香水の情報が入っています)


自然豊かな長瀞(ながとろ)


東京圏の人なら「長瀞」はだいたい通じますが、それ以外の地方の方だと聞かない地名かと。

私は、地方から上京し、学生時代、化石を探す地質学実習のようなイベントで連れて行かれたことが最初の長瀞体験でした。

都心から電車で2時間で行ける割には、本格的な山岳地帯、ラフティングや川下りの景勝地としても有名です。

地質学的におもしろい地層が露出しており、この夏に放送されたNHKの人気番組『ブラタモリ』ではタモリさんの満足そうな表情が印象的でした。


水源 = 水道オタクの聖地


長瀞はそれだけでなく、東京の主要河川である荒川の源流地域です。

東京都民に水道水を供給する多摩川と荒川は、水道オタクにとって「超」が付く重要な川、聖なる川です。

そして、それらの源流地帯はオタクたちの「聖地」でもあります。

水道オタクには、港区や千代田区などの23区に住むか・区外に住むか、ナンバープレートが品川か・練馬かなどといった話は、どうでもよいのです。

しかし、「多摩川水系の水道水」を飲んでいるのか、「荒川水系の水道水」を飲んでいるか、は大きな問題なんです(とはいえ、現在は水量で優る荒川水系の水は多摩川エリアにも供給され、ミックスされて住民に供給されています)。

長瀞は、そんな聖地の一つでもあります。


長瀞観光協会さんからの連絡


今年、働く女性起業家のような新聞記事の企画で、弊社の社長が取り上げられました。日本では珍しい香水メーカーを起業したこと、その製品例として香水「ろうばい」が記事になりました。

「ろうばい」は長瀞の山・宝登山(ほとさん)の山頂付近に拡がる蝋梅園で、フィールドワーク(野外で香水処方を制作する調香手法)を行い制作されたといった記事です。

その記事が長瀞観光協会さんの目にとまったようです。

何か協業できたらいいですね、という話から、観光協会さんが発行する「ロウバイまつり」(1/13-2/12)のチラシに弊社の「ろうばい」を掲載いただくことになりました。

ありがたいお話ですね。


(チラシの中の「ろうばい」の部分)



長瀞 ロウバイまつり


お世話になりますので、一度訪問しようと、昨日都内から長瀞まで出かけました。

事務局長の田島さんにお会いして、いろいろお聞きしました。

いろいろな世間話で盛り上がりましたが、興味深かったことを数点、書き綴ります。

・長瀞の年間観光客数は?・・・・・300万人
→ すごいですね、7,000人の街に、毎日1万人弱が訪れる計算になります

・ロウバイまつりの観光客数は?・・30万人
→ このうちチラシを手に取る人は、私の勝手な推測で1万人くらいか

・ロウバイは12月に咲き始める?・・YES
→ この日で、まだ全体の1%くらいですが、咲いているものもあるそうです

・川下りが、変な呼び方になっていませんか?・・ライン下り
→ 長瀞で川下りの商業営業している3社のうち、2社が「ライン下り」、1社が「船下り」、観光協会さんは「川下り」、ブラタモリでは「川下り」が使われたそうです。ちなみに「ライン」とは本来ドイツ・ライン川

・長瀞のテレビ年間露出件数は?・・200件くらい?
→ 旅番組やグルメ番組などテレビロケの場合、撮影場所や地元情報、撮影許可の申請など観光協会さんがコーディネイトすることが多いそうで、長瀞観光協会さんの場合、年間100件くらいお受けしているとのことです

→ 観光協会さんを通さないロケだと全体で、200件くらいあるかもとのことでした。テレビの取材、よく来るんですね


秩父太平洋セメント
(帰り道、秩父鉄道の車窓から夕暮れの秩父セメントの巨大工場を撮影。長瀞町の隣、秩父市には豊かな石灰岩を利用した巨大なセメント工場があります。車窓の風景は、一変して工業地帯です)



★リンク先・・・

香水「ろうばい」
ロウバイまつり
長瀞観光協会



(2017-12-19)
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