( 香水工場の )
香る生活
プルメリアの香り、調香中
プルメリア香水を試作しています、トロピカルな香りがたまりません (2018/08/19)
( 一輪だけ咲いていたプルメリア。日光が強いと香りが弱くなるような。神代植物公園、東京都調布市、2018年8月11日 )
ハワイのイメージと言えば、首にレイ(花輪)をかけた女性たちが踊るハワイアン。プルメリアは、あのレイの花としてよく使用されるそうです。
開放的な明るさを感じさせる花。香りは優雅でセクシー。
私がプルメリアを自分の目で見た体験は、数年前、ハワイ島のコーヒー園で偶然見つけたときでした。
観光客のためにコーヒー園が植樹したのでしょうが、偶然の遭遇でした。ハワイ島では、コーヒー園以外でもこのプルメリアに遭遇しました。
ハワイ島にはキラウエア火山という有名な火山があります。今年4月の大爆発でドロドロの溶岩は未だ流れ続けています。ハワイ島に行った理由の一つはキラウエア。
そのときはドロドロ溶岩は出ていませんでしたが、迫力のある山だそうで。空港でレンタカーを借りて向かいました。しかし、私は車の運転が不慣れ。しかも海外、右側通行、慣れません。
途中まで行ったものの、私の運転では無事に帰ってこれないと判断し、引き返しました。その帰り道、探検気分で、知らない山道に迷い込んだりしてハワイ島を満喫しました。
そんな山中でもプルメリアの花を見かけました。なので、ハワイでは、普通に咲いている花かもしれません。
花の香りですが、花に鼻を近づけて直接確認する機会にはなかなか恵まれません。
樹木は比較的大きものが多く、おおむね私の身長より高いところで咲いています。
そんなわけでハワイ島では、はっきりとした香りのイメージを頭にたたき込めませんでした。
無理矢理、花の枝を下に引き寄せると、いかにも花泥棒のようで、国際問題にもなりかねないと遠慮しました。
プルメリア、別名「インドソケイ」。
(文字通り読めば、「インドのジャスミン」の意味になりますが、インドとは直接関係がなく、インドと命名された由来も不明らしい)
「ソケイ」というからには、ジャスミンのような香りだろうか?同じソケイ属の仲間、たしかに似ている部分があります。
ただ、熱帯の香りの花は、ある程度、似ている香りが多いと思いませんか?
たとえば、チュベローズ、イランイラン、ジャスミン・・・これらは私の中では、夜になると、人知れず、セクシーで甘美な香りを周囲に満たす花々のイメージ。
"平和で穏やかな夢見る夜"といったトロピカル直球イメージ。
当社では現在、プルメリア香水の調香を行っています。
(私はパフューマーではありません、パフューマーによって制作された香りの評価ミーティングに参加する立場)
この妖艶な香りは、神秘の領域、このレベルに到達することは不可能です、しかし、香水として妖艶な気持ちになれる香りを目指しています。
(現状の試作では、トロピカルでフルーティな香り、元気がでる香り)
プルメリアの香りを見ておきたいと神代植物公園に行ってきました。ここの温室にプリメリアが咲いているのです。
開園9時半前にゲートに並び、オープンとともに温室へまっしぐら。
(卒倒しそうな猛暑の日、開園の9時半、誰もいないと思うでしょう?それなりにお客さんがいて驚き)
プルメリアの香りの習性はわかりませんが、プルメリアもおそらくジャスミンやチュベローズのように夜間香りを放つ可能性が高い。
太陽が昇ってしまう昼間は香りを確かめにくいのでは、と予想していましたが、どうやらそのようで。
温室に入った瞬間、地面を這うようにかすかにプルメリアの香りが漂っていました。温室のどこにプルメリアが植えられているか前情報ナシで来たがラッキー! 入り口に入ってすぐに香りを感じ、花を見つけました。
咲いている花は一輪のみ。
やはり遠くに伸びた枝の先にあり、自分の鼻を近づけることは不可能でしたが、かすかに満ちていたプルメリアの香りで雰囲気は感じ取れました。
香りは、入室した瞬間だけで、しばらく他の花を見て30分後戻ってみましたが、香りはまったく感じられなくなっていました。
鼻の嗅覚疲労もありますし、太陽のせいもあると思います。
プルメリア香水は、製品化できるか、まだ全然見えません。それどころか、試作をみなさまにお披露目できるかも不明です。試作だけでもお配りできるといいのですが。
( 神代植物園では複数の種類のプルメリアが植えられている。こちらは水生植物エリアのプルメリアで、こちらも直接香りを確かめる距離ではなかった )
(2018-08-19)
( 一輪だけ咲いていたプルメリア。日光が強いと香りが弱くなるような。神代植物公園、東京都調布市、2018年8月11日 )
ハワイで見たプルメリア
ハワイのイメージと言えば、首にレイ(花輪)をかけた女性たちが踊るハワイアン。プルメリアは、あのレイの花としてよく使用されるそうです。
開放的な明るさを感じさせる花。香りは優雅でセクシー。
私がプルメリアを自分の目で見た体験は、数年前、ハワイ島のコーヒー園で偶然見つけたときでした。
ハワイでは普通に咲いている花?
観光客のためにコーヒー園が植樹したのでしょうが、偶然の遭遇でした。ハワイ島では、コーヒー園以外でもこのプルメリアに遭遇しました。
ハワイ島にはキラウエア火山という有名な火山があります。今年4月の大爆発でドロドロの溶岩は未だ流れ続けています。ハワイ島に行った理由の一つはキラウエア。
そのときはドロドロ溶岩は出ていませんでしたが、迫力のある山だそうで。空港でレンタカーを借りて向かいました。しかし、私は車の運転が不慣れ。しかも海外、右側通行、慣れません。
途中まで行ったものの、私の運転では無事に帰ってこれないと判断し、引き返しました。その帰り道、探検気分で、知らない山道に迷い込んだりしてハワイ島を満喫しました。
そんな山中でもプルメリアの花を見かけました。なので、ハワイでは、普通に咲いている花かもしれません。
香りを確かめる
花の香りですが、花に鼻を近づけて直接確認する機会にはなかなか恵まれません。
樹木は比較的大きものが多く、おおむね私の身長より高いところで咲いています。
そんなわけでハワイ島では、はっきりとした香りのイメージを頭にたたき込めませんでした。
無理矢理、花の枝を下に引き寄せると、いかにも花泥棒のようで、国際問題にもなりかねないと遠慮しました。
甘く優雅な香り
プルメリア、別名「インドソケイ」。
(文字通り読めば、「インドのジャスミン」の意味になりますが、インドとは直接関係がなく、インドと命名された由来も不明らしい)
「ソケイ」というからには、ジャスミンのような香りだろうか?同じソケイ属の仲間、たしかに似ている部分があります。
ただ、熱帯の香りの花は、ある程度、似ている香りが多いと思いませんか?
たとえば、チュベローズ、イランイラン、ジャスミン・・・これらは私の中では、夜になると、人知れず、セクシーで甘美な香りを周囲に満たす花々のイメージ。
"平和で穏やかな夢見る夜"といったトロピカル直球イメージ。
プルメリア香水、調香中
当社では現在、プルメリア香水の調香を行っています。
(私はパフューマーではありません、パフューマーによって制作された香りの評価ミーティングに参加する立場)
この妖艶な香りは、神秘の領域、このレベルに到達することは不可能です、しかし、香水として妖艶な気持ちになれる香りを目指しています。
(現状の試作では、トロピカルでフルーティな香り、元気がでる香り)
プルメリアの香りを見ておきたいと神代植物公園に行ってきました。ここの温室にプリメリアが咲いているのです。
神代植物園で香るプルメリア
開園9時半前にゲートに並び、オープンとともに温室へまっしぐら。
(卒倒しそうな猛暑の日、開園の9時半、誰もいないと思うでしょう?それなりにお客さんがいて驚き)
プルメリアの香りの習性はわかりませんが、プルメリアもおそらくジャスミンやチュベローズのように夜間香りを放つ可能性が高い。
太陽が昇ってしまう昼間は香りを確かめにくいのでは、と予想していましたが、どうやらそのようで。
温室に入った瞬間、地面を這うようにかすかにプルメリアの香りが漂っていました。温室のどこにプルメリアが植えられているか前情報ナシで来たがラッキー! 入り口に入ってすぐに香りを感じ、花を見つけました。
咲いている花は一輪のみ。
やはり遠くに伸びた枝の先にあり、自分の鼻を近づけることは不可能でしたが、かすかに満ちていたプルメリアの香りで雰囲気は感じ取れました。
香りは、入室した瞬間だけで、しばらく他の花を見て30分後戻ってみましたが、香りはまったく感じられなくなっていました。
鼻の嗅覚疲労もありますし、太陽のせいもあると思います。
プルメリア香水
プルメリア香水は、製品化できるか、まだ全然見えません。それどころか、試作をみなさまにお披露目できるかも不明です。試作だけでもお配りできるといいのですが。
( 神代植物園では複数の種類のプルメリアが植えられている。こちらは水生植物エリアのプルメリアで、こちらも直接香りを確かめる距離ではなかった )
(2018-08-19)
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