( 香水工場の )
香る生活
フレグランス協会「フレグランスと私」
本当は一言で終わる今日の記事は、"フレグランス・コミュニティ"という話にまで膨らむ (2018/08/25)
( 日本フレグランス協会webサイト )
こんにちは。国分です。世の中には○○協会という名の団体さん、すごく多いと思いませんか?
私の理解では○○協会とは「同じ目標やテーマに取り組むコミュニティ」だと思うのです。すばらしいアイデアですよね。
参加会員が、それぞれ得意な分野でコミュニティへ貢献することで、個人では到底できない、知り得ないことが、可能になったりします。
(欠点は、利益や助けてもらうことだけが目的の甘えん坊会員が多くなると機能不全に陥るリスクかな)
当社は、"他社は他社、当社は当社"という独自スタイルの路線を淡々と歩む企業なので、こういうコミュニティへの参加は前向きとは言えない。
そんな当社も参加しているフレグランス関連のコミュニティが、日本フレグランス協会。
協会が設立された当初から、お知り合いも多く、会員として参加させていただいている次第で。
日本フレグランス協会webで「フレグランスと私」という企画が始まりました。
弊社社長の記事も掲載されましたので、ご紹介 → 「フレグランスと私」
「フレグランスと私」の紹介が今日のブログ記事の目的なんです・・とここで本日の記事は終了なんですが、ちょっと書きたりない気がするので・・The Fragrance Foundation さんのことを少し。
フレグランス協会やそういう趣旨のコミュニティは、世界にも多数存在します。
おそらく、世界的に一番有名なフレグランス団体は、ニューヨークの「The Fragrance Foundation」(フレグランス財団)でしょう。
設立は1949年。第二次世界大戦が終了し、日本とヨーロッパでは、荒涼とした戦場から復興が始まっている時代、米国では人類史上かつてない経済的大繁栄を謳歌した時代ですね。
それまで香水やフレグランスは、上流階級の嗜好品であり、一般庶民が手にする物品というイメージではありませんでした。
(欧米社会は、強固な階級社会。現在でもその意識は日本より強いようです)
しかし、米国では、この時代から一般庶民にも香水やフレグランスが急速に普及していきます。フレグランス財団は、そんな"フレグランスの民主化"に大きな役割を果たしたと考えられます。
フレグランス財団が主催する有名なイベントが「FiFiアワード」です。
その年のベストな香水を選考し、賞を授与するという儀式。「フレグランスのオスカー」とも評されます。
マスコミの関心を独り占めできますので、世界のブランドは、この賞を目指して、あの手この手で、腕を競い合います。
また、授賞式パーティーでは、世界中の大ブランド、パフューマー、世界の有力なフレグランス関係者が一堂に会する大イベントに成長しています。
フレグランス関係者にとっての年一度のお祭りですね。
(国分は呼ばれたことはない)
日本フレグランス協会と The Fragrance Foundation とは提携関係にあります。
平たく言えば、The Fragrance Foundation さんの成功事例をお手本に、日本でもフレグランスの普及を進めることが、協会に所属する私たちのミッションなんです。
(おしまい)
(2018-08-25)
( 日本フレグランス協会webサイト )
日本フレグランス協会とは?
こんにちは。国分です。世の中には○○協会という名の団体さん、すごく多いと思いませんか?
私の理解では○○協会とは「同じ目標やテーマに取り組むコミュニティ」だと思うのです。すばらしいアイデアですよね。
参加会員が、それぞれ得意な分野でコミュニティへ貢献することで、個人では到底できない、知り得ないことが、可能になったりします。
(欠点は、利益や助けてもらうことだけが目的の甘えん坊会員が多くなると機能不全に陥るリスクかな)
当社は、"他社は他社、当社は当社"という独自スタイルの路線を淡々と歩む企業なので、こういうコミュニティへの参加は前向きとは言えない。
そんな当社も参加しているフレグランス関連のコミュニティが、日本フレグランス協会。
協会が設立された当初から、お知り合いも多く、会員として参加させていただいている次第で。
弊社記事の紹介
日本フレグランス協会webで「フレグランスと私」という企画が始まりました。
弊社社長の記事も掲載されましたので、ご紹介 → 「フレグランスと私」
「フレグランスと私」の紹介が今日のブログ記事の目的なんです・・とここで本日の記事は終了なんですが、ちょっと書きたりない気がするので・・The Fragrance Foundation さんのことを少し。
世界のフレグランス協会
フレグランス協会やそういう趣旨のコミュニティは、世界にも多数存在します。
おそらく、世界的に一番有名なフレグランス団体は、ニューヨークの「The Fragrance Foundation」(フレグランス財団)でしょう。
設立は1949年。第二次世界大戦が終了し、日本とヨーロッパでは、荒涼とした戦場から復興が始まっている時代、米国では人類史上かつてない経済的大繁栄を謳歌した時代ですね。
それまで香水やフレグランスは、上流階級の嗜好品であり、一般庶民が手にする物品というイメージではありませんでした。
(欧米社会は、強固な階級社会。現在でもその意識は日本より強いようです)
しかし、米国では、この時代から一般庶民にも香水やフレグランスが急速に普及していきます。フレグランス財団は、そんな"フレグランスの民主化"に大きな役割を果たしたと考えられます。
フレグランス財団が主催する有名なイベントが「FiFiアワード」です。
その年のベストな香水を選考し、賞を授与するという儀式。「フレグランスのオスカー」とも評されます。
マスコミの関心を独り占めできますので、世界のブランドは、この賞を目指して、あの手この手で、腕を競い合います。
また、授賞式パーティーでは、世界中の大ブランド、パフューマー、世界の有力なフレグランス関係者が一堂に会する大イベントに成長しています。
フレグランス関係者にとっての年一度のお祭りですね。
(国分は呼ばれたことはない)
日本フレグランス協会と The Fragrance Foundation とは提携関係にあります。
平たく言えば、The Fragrance Foundation さんの成功事例をお手本に、日本でもフレグランスの普及を進めることが、協会に所属する私たちのミッションなんです。
(おしまい)
(2018-08-25)
< 夏の電車内のニオイ || ジャスミン香水の白濁 >
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