( 香水工場の )
香る生活
調香セミナーのレビュー
香水作りって楽しい!が、複雑な気持ちも (2019/11/03)
( 短時間集中、実習ベースの調香体験セミナー、2019/11/02 京成バラ園にて )
今年も無事、京成バラ園さんでのセミナーを終了しました。
もう10年以上やっているので、慣れているものの、開始時間が近づき、会場が参加者で埋まりかけてくると、やはり若干緊張してきますね。
適度な緊張感、嫌いでないです。
調香って何?
パフューマーって何?
という話から、調香して香水作りの実習にまで入っていきますので、まあ普通は無茶なんですけどな、とりあえず香水クリエーションを体験しちゃうというセミナーです。
ただ、完全エンタメ型の遊びでなく、本物の調香を体験してもらう点が、当社セミナーのウリ。
「プロのパフューマーならこうします、が、みなさんは初心者なので、今日はこうします」などプロのやり方と比較しながら進めます。
たとえば、プロなら一つ一つの香料を混ぜる際、分量を厳密に計測しますが、体験セミナーではオモチャみたいなスポイトで計量したり。
プロなら500種類くらいの単品香料からチョイスしますが、セミナーで参加者に与えられた単品香料はわずか9種類。
初心者の香り作りは、どうしても出たとこ勝負の香りになるが、プロならターゲットの香りを狙って近づけてくるなど伝えます。
1時間のセミナーですが、もうあっという間に終わります。
「香水作りって案外、簡単でしょ?」と数人に聞いて回りましたが、いろいろな反応でした。
まあ、しかし、香水のクリエーションは、誰にとっても入りやすいことは確か。
ただ「香り作りは楽しい!」とわかり、では実際にパフューマーを目指すという話になると、そもそもパフューマーの求人は今日ほぼない。
(世界的な現象、大手香料会社さんが M&A を繰り返すことも一因)
プロを目指すわけでなく趣味として続けたいという場合でさえ厳しい。
香料の入手問題、香料会社さんの販売ロットは大きいので、一般の人は手を出せない。
ですので、体験から次のステップやプロフェッショナルコースへ進みたい人がいる場合、弊社では、それを提供できない、これが内心微妙なところ。
(2019-11-03)
( 短時間集中、実習ベースの調香体験セミナー、2019/11/02 京成バラ園にて )
10年やっている体験セミナー
今年も無事、京成バラ園さんでのセミナーを終了しました。
もう10年以上やっているので、慣れているものの、開始時間が近づき、会場が参加者で埋まりかけてくると、やはり若干緊張してきますね。
適度な緊張感、嫌いでないです。
セミナーの内容
調香って何?
パフューマーって何?
という話から、調香して香水作りの実習にまで入っていきますので、まあ普通は無茶なんですけどな、とりあえず香水クリエーションを体験しちゃうというセミナーです。
ただ、完全エンタメ型の遊びでなく、本物の調香を体験してもらう点が、当社セミナーのウリ。
「プロのパフューマーならこうします、が、みなさんは初心者なので、今日はこうします」などプロのやり方と比較しながら進めます。
たとえば、プロなら一つ一つの香料を混ぜる際、分量を厳密に計測しますが、体験セミナーではオモチャみたいなスポイトで計量したり。
プロなら500種類くらいの単品香料からチョイスしますが、セミナーで参加者に与えられた単品香料はわずか9種類。
初心者の香り作りは、どうしても出たとこ勝負の香りになるが、プロならターゲットの香りを狙って近づけてくるなど伝えます。
プロフェッショナルコースが問題だ
1時間のセミナーですが、もうあっという間に終わります。
「香水作りって案外、簡単でしょ?」と数人に聞いて回りましたが、いろいろな反応でした。
まあ、しかし、香水のクリエーションは、誰にとっても入りやすいことは確か。
ただ「香り作りは楽しい!」とわかり、では実際にパフューマーを目指すという話になると、そもそもパフューマーの求人は今日ほぼない。
(世界的な現象、大手香料会社さんが M&A を繰り返すことも一因)
プロを目指すわけでなく趣味として続けたいという場合でさえ厳しい。
香料の入手問題、香料会社さんの販売ロットは大きいので、一般の人は手を出せない。
ですので、体験から次のステップやプロフェッショナルコースへ進みたい人がいる場合、弊社では、それを提供できない、これが内心微妙なところ。
(2019-11-03)
< キンモクセイの花の一生 || メルカリ転売、悩ましい >
search