( 香水工場の )
香る生活
新製品ベタリップのレビュー
リリースして2週間、このへんでレビュー (2019/12/15)
( ベタリップ )
ちらほら感想をいただいています:
「ピンポイントで付けやすい」
「市販リップクリームはどこか油臭いけど、ベタリップは自然な感じ」
「他人が持ってないので好き」
多くはベタガード・ファンによる感想なので、身内評価のようなもの、好意的だ。
(ネガティブな感想はあまり来ないことが多いので本当はネガティブな意見もそれなりにあるかもしれない)
ベタリップは、ワックス成分が強いホホバオイルなどの配合比を増やしたが、中身はベタガードと同じもの。
ベタガードをリップに使う場合、自分の指でヌリヌリする。
ベタリップなら、狙ったところにピンポイントで、しかも、手を汚さない点が評価されている。
否定的なご意見はいただいていないが、開発責任者の私の反省はこれ →
(1) クレーター型にくぼんだ先端
(2) パッケージの問題
ベタリップをはじめてご使用の方は、クリームの先端が若干くぼんでいることのお気づきでしょう。
製造工程でちょっと悩んだところです。
( クレーターのようなくぼみあり )
市販のリップクリームは、先端が微かなドーム型になっているもの。
当社も最初はこうなるつもりで工場に製造したが、微かにくぼむのです。
ドロドロに溶けたベタリップを充填(じゅうてん)した際はもっこり。しかし、冷えると収縮してくぼむ。
そこで、再度少量を継ぎ足し充填する。つまり二段階方式なのだが、二回目の充填が難しい。
コンピュータ制御のラインだとピタリと適量を流し込めるが、当社の機械半分+手作業半分のマニュファクチャリングだと、どうしても腰が引けた継ぎ足しになる。
「手作り感」な部分としてお許しください。
今回製品のパッケージは「台紙一枚で勝負」と最初から決めていた。
日本のゴミの実に 70% がパッケージや包装資材。
私が小さい頃、量り売りはいろいろなお店でけっこうあった。私の場合、近所の駄菓子屋さんで、豆菓子を量り売りで買っていた記憶がある。
時代とともに個別包装の時代へと。衛生的だが、一方で過剰包装 = ゴミ問題となる。
当社の製品は、限られた流通チャネルで工場からお客さまに直接届けられる。不特定多数の第三者の手に触れないという点で、パッケージはシンプルにできる。
だから、今回は思い切って「シュリンクなし、台紙のみ」のパッケージにした。が、工場から電話がありました。
「このパッケージ、連結しちゃんですけど」
私の脳の叫びは「そういう問題あったかー」。
台紙に再剥離性の両面テープで貼っただけのシンプルさ、円柱状ベタリップと台紙の接点はわずかな幅で、ベタリップを横にならべると隣の台紙が両面テープで、くっつくという現象。
数個並べた際の連結リスクがあったか、手で離せるものの「これは微妙!」。
パッケージをリニューアルすべく新パッケージを試作中です。
(2019-12-15)
( ベタリップ )
予想外以上の人気
ちらほら感想をいただいています:
「ピンポイントで付けやすい」
「市販リップクリームはどこか油臭いけど、ベタリップは自然な感じ」
「他人が持ってないので好き」
多くはベタガード・ファンによる感想なので、身内評価のようなもの、好意的だ。
(ネガティブな感想はあまり来ないことが多いので本当はネガティブな意見もそれなりにあるかもしれない)
ここがグッド!
ベタリップは、ワックス成分が強いホホバオイルなどの配合比を増やしたが、中身はベタガードと同じもの。
ベタガードをリップに使う場合、自分の指でヌリヌリする。
ベタリップなら、狙ったところにピンポイントで、しかも、手を汚さない点が評価されている。
ここがバッド!
否定的なご意見はいただいていないが、開発責任者の私の反省はこれ →
(1) クレーター型にくぼんだ先端
(2) パッケージの問題
クレーターのようなくぼみ
ベタリップをはじめてご使用の方は、クリームの先端が若干くぼんでいることのお気づきでしょう。
製造工程でちょっと悩んだところです。
( クレーターのようなくぼみあり )
市販のリップクリームは、先端が微かなドーム型になっているもの。
当社も最初はこうなるつもりで工場に製造したが、微かにくぼむのです。
ドロドロに溶けたベタリップを充填(じゅうてん)した際はもっこり。しかし、冷えると収縮してくぼむ。
そこで、再度少量を継ぎ足し充填する。つまり二段階方式なのだが、二回目の充填が難しい。
コンピュータ制御のラインだとピタリと適量を流し込めるが、当社の機械半分+手作業半分のマニュファクチャリングだと、どうしても腰が引けた継ぎ足しになる。
「手作り感」な部分としてお許しください。
パッケージ問題
今回製品のパッケージは「台紙一枚で勝負」と最初から決めていた。
日本のゴミの実に 70% がパッケージや包装資材。
私が小さい頃、量り売りはいろいろなお店でけっこうあった。私の場合、近所の駄菓子屋さんで、豆菓子を量り売りで買っていた記憶がある。
時代とともに個別包装の時代へと。衛生的だが、一方で過剰包装 = ゴミ問題となる。
当社の製品は、限られた流通チャネルで工場からお客さまに直接届けられる。不特定多数の第三者の手に触れないという点で、パッケージはシンプルにできる。
だから、今回は思い切って「シュリンクなし、台紙のみ」のパッケージにした。が、工場から電話がありました。
「このパッケージ、連結しちゃんですけど」
私の脳の叫びは「そういう問題あったかー」。
台紙に再剥離性の両面テープで貼っただけのシンプルさ、円柱状ベタリップと台紙の接点はわずかな幅で、ベタリップを横にならべると隣の台紙が両面テープで、くっつくという現象。
数個並べた際の連結リスクがあったか、手で離せるものの「これは微妙!」。
新パッケージ投入
パッケージをリニューアルすべく新パッケージを試作中です。
(2019-12-15)
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