( 香水工場の )
香る生活
AFP通信社の香水ネタ
さすがフランスの通信社さん・・ (2021/04/05)
( 出典:ベオグラード最後のオーダーメード香水店, AFPBB.com, 2021年3月21日 )
AFP ( Agence France-Presse ) は、歴史あるフランスの通信社で、日本語でもニュースサイト ( 国際ニュース:AFPBB News ) を展開されています。
特徴は、いろいろありますが、香水との関連で言えば、やはり、香水ネタは多い。
今年のブルガリア・ローズは不作だとか、ジャスミンは豊作だとか・・さすが、フランスの通信社さん。
というわけで、今日は、AFP通信から香水ネタをご紹介。
ベオグラード最後のオーダーメード香水店 (2021年3月21日)
『戦争広告代理店』という本を読んで以来、私には、ベオグラードは複雑怪奇な民族問題のイメージを抱いてしまう特別な街なんです。
この街では、オーダーメード香水店が繁盛していたようです。
「1950年代から60年代にかけてのベオグラードでは香水店が黄金期を謳歌し、家族経営の店が20軒以上」。
ベオグラードの人口は130万人、たとえば、福岡市の人口は150万人。
そんなこぢんまりした街に、オーダーメード香水店が 20軒も・・
実は、ヨーロッパの古い街には、オーダーメード香水店が、それなりに多かった。
今の大ブランドさんも、そのスタートは、家族経営の工房だったり。
そこで作って、そこで販売が、それまでの香水の販売方法だった。
日本で言えば、味噌や酒は、近所の味噌蔵・酒蔵さんで製造されており、そこから直接買ってくる物だったように。
現在の資本主義社会では、味噌も酒も香水も、工業化され量産化され、世界に流通させる時代。
近所の工房から直接購入という習慣もなくなった。
これも時代の流れ、仕方ないと感じる一方、惜しい・・
パン屋さんは、工業化された工場製品と、近所の焼きたてパン屋さんという形態も人気で、二極化してきました。
香水屋さんもそういうことあるのかな?と思ったりしないこともない。
その他、数点、AFPから香水ネタをピックアップ:
・気候変動で開花早まるミモザ 地域経済には打撃? イタリア (2020年2月12日)
3月8日の「ミモザの日」は動かせないが、ミモザの開花は前倒し気味に
・月のにおいを再現 「香りの彫刻家」(2020年8月28日)
・ディオールの香り作るバラ、マスク姿で収穫 仏グラース (2020年5月30日)
・死別した愛する人の匂い、瓶に詰めて香水に (2015年)
亡くなった人の残り香から香水?需要はあるかも、しかし、香りの再現は厳しいのではないか (シャツや枕カバーの方が現実的かも)
・「シャネルN°5」に危機?原料の花の栽培が衰退 コモロ (2015年)
(2021-04-05)
( 出典:ベオグラード最後のオーダーメード香水店, AFPBB.com, 2021年3月21日 )
AFP
AFP ( Agence France-Presse ) は、歴史あるフランスの通信社で、日本語でもニュースサイト ( 国際ニュース:AFPBB News ) を展開されています。
特徴は、いろいろありますが、香水との関連で言えば、やはり、香水ネタは多い。
今年のブルガリア・ローズは不作だとか、ジャスミンは豊作だとか・・さすが、フランスの通信社さん。
というわけで、今日は、AFP通信から香水ネタをご紹介。
ベオグラードのオーダーメード香水店
ベオグラード最後のオーダーメード香水店 (2021年3月21日)
『戦争広告代理店』という本を読んで以来、私には、ベオグラードは複雑怪奇な民族問題のイメージを抱いてしまう特別な街なんです。
この街では、オーダーメード香水店が繁盛していたようです。
「1950年代から60年代にかけてのベオグラードでは香水店が黄金期を謳歌し、家族経営の店が20軒以上」。
ベオグラードの人口は130万人、たとえば、福岡市の人口は150万人。
そんなこぢんまりした街に、オーダーメード香水店が 20軒も・・
昔の街の香水屋さんは、工房だった
実は、ヨーロッパの古い街には、オーダーメード香水店が、それなりに多かった。
今の大ブランドさんも、そのスタートは、家族経営の工房だったり。
そこで作って、そこで販売が、それまでの香水の販売方法だった。
日本で言えば、味噌や酒は、近所の味噌蔵・酒蔵さんで製造されており、そこから直接買ってくる物だったように。
現在の資本主義社会では、味噌も酒も香水も、工業化され量産化され、世界に流通させる時代。
近所の工房から直接購入という習慣もなくなった。
これも時代の流れ、仕方ないと感じる一方、惜しい・・
パン屋さんは、工業化された工場製品と、近所の焼きたてパン屋さんという形態も人気で、二極化してきました。
香水屋さんもそういうことあるのかな?と思ったりしないこともない。
香水関連の記事
その他、数点、AFPから香水ネタをピックアップ:
・気候変動で開花早まるミモザ 地域経済には打撃? イタリア (2020年2月12日)
3月8日の「ミモザの日」は動かせないが、ミモザの開花は前倒し気味に
・月のにおいを再現 「香りの彫刻家」(2020年8月28日)
・ディオールの香り作るバラ、マスク姿で収穫 仏グラース (2020年5月30日)
・死別した愛する人の匂い、瓶に詰めて香水に (2015年)
亡くなった人の残り香から香水?需要はあるかも、しかし、香りの再現は厳しいのではないか (シャツや枕カバーの方が現実的かも)
・「シャネルN°5」に危機?原料の花の栽培が衰退 コモロ (2015年)
(2021-04-05)
< 沈丁花ピクチャーまつりの結果 || 「5月の贈り物」・・ミモザの香水 >
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