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( 香水工場の )

香る生活


新ボンセント・ヘアオイル開発の話
スタッフの体験談から新規開発へ (2022/01/01)

香りのヘアケア( 香りのヘア製品が増えている。写真の女性は、この記事にでてくる当社スタッフとは無関係ですよ )


「話題のヘアオイルが入ったんです」


美容院から帰ってきたスタッフの話。

カットなどの施術が終わり、最後に「話題のヘアオイルです」とオイルを髪に軽く塗り込んでくれた。

長年通う信頼しているお店で、美容師さんは、ほんと軽い気持ちで付けてくれたと思いますが、こちらの希望を確認する間もない、あっという間の出来事。

「キンモクセイの香りが人気で、なかなか入手できないようですよ」と。

内心「ああ、まずい~」と思うも即完了。


香水メーカーの人間は香りモノをつけない


彼女は香水メーカーで働いており、勤務時は、通常、香水やニオイが強い柔軟剤などの香りモノは、付けないことが大原則。

しかも市販品はおおむね香りが強すぎる。

香りを扱う仕事上、自分から香りがでていると仕事に差し支えるし、周囲のスタッフにも影響を与えますので。

だから、もし、その美容師さんが付ける前に「どうしますか?」と聞いてくれたら断った。

しかし、今回は幸か不幸か、偶然、世間でプチブーム(?)の "香りのヘアオイル" を試すことになり、その点は勉強になった。

彼女の感想は、その製品に関して言えば、自分には合わない、だった。

しかし、香りのヘアケア自体は楽しい。


髪の毛はニオイを蓄えやすい


髪の毛は、表面を無数のキューティクルがタケノコの皮のような感じで覆っている。

ウロコ状や瓦状と言ってもいいかもしれない。

ニオイ分子が、その瓦の間に入り込んだりして、ニオイがしみ込みやすいく残りやすい。

居酒屋や焼き肉屋さんから帰ってくると、多くの人が体験する。


ボンセント・ヘアオイル


当社は、1年前、キャンペーンプレゼントとして「ボンセント・ヘアオイル」をリリースしたが、これがなかなか好評価だった。

この香りは、天然精油しか使っていないので弱く・淡い香りだった。

今回、スタッフの経験談から、再度、ボンセント・ヘアオイルを出してみようか、ミーティングの雰囲気はそんな流れになった。

(後日談) このスタッフが、1ヶ月後、同じ美容院に行ったら、前回のヘアオイルはすでに下げられていた。





(2022-01-01)
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