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( 香水工場の )

香る生活


+ フィールドワーク七つ道具
(2024/03/04)

フィールドワーク( フィールドワーク七つ道具:試作中の香り、ムエット(匂い紙)、香料瓶、それに折り畳みイスなど・・ )

香水らしい香りより自然な香り


当社が香水制作を始めた頃、通常の香水メーカーと同じくロマンチックな香水を多く製造していました。

お花の香りに似た商品もちらほらあるという状況でした。

ところが、花の香りに似た香りの方が断然人気があることに気づきました。

ナチュラルなお花の香りの方が心地よいと感じる人が多いようです。

ナチュラルで優しい香りの方が当社の好みにも合うので花をテーマにした香り創りが多くなっていきました。

中世ヨーロッパで始まった香水はもともと「花の香りへの憧れ」という部分がありました。

しかし近代になると合成香料が出現し香水制作はパフューマーが芸術性を発揮できる「創作・クリエーション」へと変化します。

現在でも世界中の調香師さんはクリエーションすることに注力されている方が多いと思う。

しかし一方でナチュラルな香水もめざすパフューマーさんや香水ブランドも確実に増加中です。当社はそんなニッチブランドの一つと自認しています。


香りのフィールドワークとは?


自然の香りから学びたいなら香り創りはラボだけでなく「フィールドで香り創り」という必要性もでてきます。

香料瓶をもって山野に出かけて現地で調香するというスタイル・・他社さんではどう呼ばれているか不明ですが、当社では「フィールドワーク」と呼んでいます。

香料瓶を担いで林や裏道をウロウロ、花を求めて散策、といった感じです。

フィールドワーク




(2024-03-04)
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