香る生活

日本のODA(政府開発援助)が適用されるヨーロッパ最後の国ブルガリアは1990年前後、共産主義から市場経済への移行過程で経済の混乱を招きましたが、現在のブルガリアにはそれをまったく感じさせない明るさと活気がありました。

とはいえブルガリアの自国通貨レヴァはまだ弱くスーパーで売っているビールは40円程度。外国人が利用するホテルなどは共産時代の名残りで高く狙い撃ちされていますが、日用品物価の感覚はだいたい日本の5分の1。円、ユーロ、ドルを持つ人にとっては大変暮らしやすい国。

しかし、2007年ブルガリアはEUに加盟します。ヨーロッパの単一市場経済圏に組み込まれることで物価も産業も大きな変化が予想されます。

まだまだ激動が続くブルガリア。



(2006-06-23)