( 香水工場の )
香る生活
「飲む香水」
「飲む香水」とは
「飲む香水」とはソフィア・エコ・プラン社の商標です。
しかし、ローズオイル(ローズ花油)を食することは現地では普通ではないにしろ(高価すぎるのです)、漢方でも西洋の伝統でも珍しいことではありません。
胃腸や美容への効果は民間伝承的に語り継がれてきました。
そのような観点からソフィア・エコ・プラン社は「飲む香水」を自分たちの発明品のような主張はしていません。
しかし、ローズオイルを食することで「体内から香るバラの香水」のようだ、あるいは「飲むと香水のような効果がある」という意味で命名された「飲む香水」という表現方法はソフィア・エコ・プラン社の考案です。
バラの香気成分が皮膚から放出
バラ花油の香気成分であるゲラニオールやリナロールは皮膚から放出されることが知られています。
なので確かにバラ、香ります。接客業の方にぴったりですね。
吐く息にバラの香りが混じればうっとり・・・
ソフィア・エコ・プラン社「ローズドリナ」
「飲む香水」の商品名は「ローズドリナ」。本物です。純度の高いオイルで他社製品よりも高い配合比で使用されています。ブルガリアのどこの蒸留所のどの畑のオイルか、というトレーサビリティもしっかりしています。
もしこの種の商品にご関心あればローズドリナをお勧めしますが、しかし、とにかく安くないですから悩めることろです。
ローズドリナは発売当初かなり苦戦しましたが、ジワジワと口コミで人気が出てくると一気に類似商品が出てきます。
シンプルな製法
ローズオイルをオリーブ油などにまぜカプセル化するだけというシンプルな製法なので、他社参入がしやすい商品です。
科学的なデータが欲しい
ローズオイルが美容や健康によいことは経験的に多くの人が語りますが、実は、そのパワーがもっとも効果的に発揮される最低必要量や摂取方法、摂取頻度がよくわからないのです。
とにかく高価なオイルなのでなるべく少なく摂取しつつ、効果を発揮させることが一番ですが、正確な数値データを伴う臨床実験が不足しています。
そのため多くのメーカーが、市場で売れだろう値段(上代)と相談しながら「これくらいの配合でよかろう」という感じで製造されていると思われます。
そのへんの科学的なデータをもとにローズオイルを最適量配合する方程式を確立できると、もっと信頼性の高いサプリメントになると予想します。
しかし、大手さんは手を出さないでしょう。ブルガリアローズ・オイルを原料にした場合、大企業のビジネス規模に見合う量産は不可能ですから。
(2006-07-15)
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