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( 香水工場の )

香る生活


シークヮーサー、沖縄的フレグランスの検討
12月ですね。武蔵野では、銀杏の燃えるような黄色い葉っぱを残しておおむね紅葉は終了。

ところで、いま私の手元には、シークヮーサーの精油があります。「シークヮーサー」。英語ではないんです。

沖縄方言でカタカナで表現すると「シークヮーサー」または「シークァーサー」となるそうです。「みかん」のようで「レモン」のようで果汁などが食されます。

その精油は、柑橘系ながら南国の強い日差しを浴びて逞しいと言うか、足腰の強そうな南国人をイメージさせる香りです。

シークヮーサーを農家から買い付け果汁などを生産されているある沖縄の会社さんと昨日、新宿のカフェでお会いしました。風貌は日本人ですが、背負っている雰囲気は根っからの沖縄の方でした。

シークヮーサーの精油がフレグランスに適しているかどうか商品開発の提案を依頼されました。テーマはズバリ「沖縄的」。

クセが強くすぐには香水の原料としては思いつきません。

しかし、クセは個性ですので、クセのある原料もうまく商品化されると逆に強い商材になるかもしれません。

(2005-12-06)
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