( 香水工場の )
香る生活
ブルガリアローズ、2007年の出来映え
秋になるとボジョレーワインの解禁日(11月第3木曜日)「ボジョレー・ヌーヴォー」が近づいてきてワインファンはそわそわとしだす時期です。
日本での「ボジョレー・ヌーヴォー」の初期の露骨なマーケティングは、誰が仕掛け人か知りませんが、さすがに消費者に愛想を尽かされましたが、最近では穏やかに復活気味ですかね。
ところで、秋はブルガリアローズ・オイルのその年のクロップが世界中に出荷される時期でもあります。「解禁日」ありませんが、ローズオイル関係者が固唾を呑んで見守る時期です。
クロップとは、農産物の作物や収穫物のこと。コーヒーや小麦なども「今年のクロップ」という言い方をします。
それぞれの作物の関係者が「今年のクロップ」を毎年待ち遠しく待っていることでしょう。
工業生産物は、今年でも来年でも品質に違いはでませんが、天然物はその年毎に出来映えが違いますし、収穫高も価格も変動します。
ちょっとした株式投資のようにスリリングです。
株式投資がアブク銭的要素が濃厚とすると、天然物のバクチは大地と自然の摂理の結果。人為的な操作が不可能で、しかも勝負は一年に一回。何かと重みのあるバクチです。
さて、今年のブルガリアローズ・オイルのクロップは?・・・
悪いニュースを夏以前にお伝えしました。今年のヨーロッパ産ローズは不作というより異変気味です。
今年はこれに加え、強烈なユーロ高。今ヨーロッパでマクドナルドに入ると日本の500円ハンバーガーセットは、ちょうど1,000円程度に感じます。
価値は同じで価格は2倍。為替レートも逆風の逆風。
さらに悪いことにエタノールバブルの影響か、世界的に「天然資源争奪戦」が始まっていますが、ブルガリアローズ・オイルも例外ではないようです。
ブルガリアローズ・オイルにも「謎の買い手」が暗躍しているというウワサが入ってきています。誰に聞いても誰が買い付けているのか不明です。
米国資本でしょうか?
マーケットではこういうウワサ自体曲者。FXや株式投資などでは、根拠のないウワサ(だいたい意図的に流されますすが)が、しばしマーケットを荒らします。
価格もさることながら買いたくてもモノがない状況も一部発生しているとのこと。
こうなると商売は長年の付き合いがモノを言いいます。日本のローズ関係者の中には現地の状況を実地に見るためにブルガリアに飛ぶ人も多いようです。
しかし、当社のように小規模なブランドは、きわめて少量しか買い付けられないので、まだしも対策があります。
しかし、バルクで必要な大手さんにはブルガリアローズ・オイルの争奪戦は今後さらに厳しいものになっていく予感が・・・
(2007-10-19)
日本での「ボジョレー・ヌーヴォー」の初期の露骨なマーケティングは、誰が仕掛け人か知りませんが、さすがに消費者に愛想を尽かされましたが、最近では穏やかに復活気味ですかね。
ところで、秋はブルガリアローズ・オイルのその年のクロップが世界中に出荷される時期でもあります。「解禁日」ありませんが、ローズオイル関係者が固唾を呑んで見守る時期です。
クロップとは、農産物の作物や収穫物のこと。コーヒーや小麦なども「今年のクロップ」という言い方をします。
それぞれの作物の関係者が「今年のクロップ」を毎年待ち遠しく待っていることでしょう。
工業生産物は、今年でも来年でも品質に違いはでませんが、天然物はその年毎に出来映えが違いますし、収穫高も価格も変動します。
ちょっとした株式投資のようにスリリングです。
株式投資がアブク銭的要素が濃厚とすると、天然物のバクチは大地と自然の摂理の結果。人為的な操作が不可能で、しかも勝負は一年に一回。何かと重みのあるバクチです。
さて、今年のブルガリアローズ・オイルのクロップは?・・・
悪いニュースを夏以前にお伝えしました。今年のヨーロッパ産ローズは不作というより異変気味です。
今年はこれに加え、強烈なユーロ高。今ヨーロッパでマクドナルドに入ると日本の500円ハンバーガーセットは、ちょうど1,000円程度に感じます。
価値は同じで価格は2倍。為替レートも逆風の逆風。
さらに悪いことにエタノールバブルの影響か、世界的に「天然資源争奪戦」が始まっていますが、ブルガリアローズ・オイルも例外ではないようです。
ブルガリアローズ・オイルにも「謎の買い手」が暗躍しているというウワサが入ってきています。誰に聞いても誰が買い付けているのか不明です。
米国資本でしょうか?
マーケットではこういうウワサ自体曲者。FXや株式投資などでは、根拠のないウワサ(だいたい意図的に流されますすが)が、しばしマーケットを荒らします。
価格もさることながら買いたくてもモノがない状況も一部発生しているとのこと。
こうなると商売は長年の付き合いがモノを言いいます。日本のローズ関係者の中には現地の状況を実地に見るためにブルガリアに飛ぶ人も多いようです。
しかし、当社のように小規模なブランドは、きわめて少量しか買い付けられないので、まだしも対策があります。
しかし、バルクで必要な大手さんにはブルガリアローズ・オイルの争奪戦は今後さらに厳しいものになっていく予感が・・・
(2007-10-19)
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