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( 香水工場の )

香る生活


ブルガリア横断、バラ体験レポート パート1
毎年5月、バラの季節になると「今年のバラの出来具合はどうだろう?」と遠いブルガリアの空に思いを馳せたりします。

ある馴染みのお客さまがブルガリア旅行中のバラ畑や蒸留所の手記と写真を送ってくれました。

彼女は、うらやましいことに今年ブルガリアフォークダンス研究会のおばさま達とブルガリア横断キャラバンをやってきたとのことです。

ブルガリア横断キャラバン隊隊長のバラ体験レポート。数回に分けてご紹介します。以下隊長のレポートです。

---------------バラ体験レポート----------------
《バラ摘み体験》
2008/06/06

ブルガリアバラ摘み体験01.jpg

『Bulattars蒸留所』の所有するバラ畑は、蒸留所から更に車で田舎に向かって10分ほど、デコボコ道をゆられたその先にありました。
目の前には、一体どこまで続くのか!と思う位、広大なバラ畑が広がり、あたりには芳香が漂って、思わず深呼吸してしまいます!
畑に入ると、開いている花は意外に少なく、青々と茂る元気な緑の葉とまだ固い沢山の蕾が目立っていました。
蒸留所のツァンコさんの、蕾は絶対摘まないようにネ!との注意を守り、今回のメインイベントの一つ『バラ摘み』がいよいよスタート!

畑で私達9人は3つのグループに分かれ、可愛い籐の手提げカゴが一杯になるまで、蝶々のように(?)摘み頃の花を求めて広い畑を奥へと進みます。
花は、付け根あたりをつまんで軽くひねると、棘で怪我をすることもなく、あっさり簡単に摘み取れました。
大きさは直径5〜6?ほどで小ぶり。色は『可憐』と言う言葉がぴったりな綺麗なピンク。
花びらは、しっとりソフトで繊細な触り心地。摘んでいるだけでも、もう十分に癒されました〜
ただ、畑にいたのはわずか20分程でしたので、バラフェチの私としてはちょっと物足りなさが残りました・・・
花摘みに夢中になって畑をずんずん進んでいくと、いつの間にか靴が妙にずっしりと重い!
良く見ると、あぜ道の土は赤土の様でしかも水気をかなり含んでいる様子。
靴底全体に泥饅頭のような赤土がコッテリ付いて、楽しいバラ摘みの後は、全員、靴の泥落と悪戦苦闘することになりました。(土の粒子が細かいのか、本当にしつこく付いていました)

もし、みなさんがいつかバラ摘み体験をされるならば、是非、荷物の中に靴全体をすっぽり覆える大きなスーパーの袋を入れる事をお忘れなく!
靴と車を汚さずに済みます。

---------------バラ体験レポート----------------
・・・続く

(2008-08-06)
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