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( 香水工場の )

香る生活


秋風に誘われて東京探索
きょうの東京は肌寒いくらいの風が吹いて秋の到来を予感させます。今年はほとんど休みなしで働きずくめて、秋風が吹くと旅行に出たい症候群がちょっとだけ顔を出します。

ウラジオストクからシベリア横断鉄道でモスクワまで行ってみたいな(死ぬほど退屈だろーな)なんて妄想しているとアラスカ鉄道を満喫してきたお客さまからメールを頂きました。

オーロラが輝いていたそうです。アラスカなんて行かれたんですね。

日本人も旅慣れした方が多くなり、平均的なツアーや旅行では満足しない方々が増えているようです。

植民地政策などで歴史的に比較的旅慣れしているフランス人は、やはり、旅に関してもかなり奇抜です。

安全で平均的で雁字搦めの旅行はあまり好まれず、とりあえず危険で不便な所を好む人が少なくないようです。

サハラ砂漠で暮らしたり、前人未到のジャングルなども好きそう〜 トイレはどうするんでしょうね?まあ、私の知る限り、彼らはかなりワイルド!

しかし、私には10年後の日本人の旅行スタイルに見えてしまいます。

そのうち、南極大陸やマリアナ海溝とか、海底2万マイルツアーのような、ちょっと未到の地への旅行も出てくるかもしれません。

そういえば、元ライブドア役員榎本さんの「ソユーズ宇宙旅行」はけっきょくトラブル模様で米国の旅行企画会社を相手に代金22億円の返還訴訟を起こされているというニュースが報じられています。

一般人の宇宙旅行は今でこそ話題性がありますが、10年後は「神舟」で地球一周なんていう話もフツーになっていたりするかもしれません。

だって私が大学生だった頃「中国人民解放軍の戦車に乗ろう!ツアー」に誘われたことがあります。「超お得!カラシニコフ突撃銃、打ち放題!」もオプションに入っていました。

昔、外資系証券会社で働いていた頃、イギリス人のボスのサマーバケーションは、コーカサスの大平原でロシア軍の戦車で大砲打ち放しをやっていたという話です(事実未確認)。

民間人が米海軍の原潜を私的に運転できるツアーの存在疑惑もご承知の通りです。

いやはや大変な時代です。

不可能はないです。

ところで、テレビ東京の「ガイアの夜明け」(2008/09/16)を見ていたら「自転車でめぐる深夜の東京散歩」なる東京の街を夜間チャリで回るツアーが人気だとか。

なるほど、これはエキゾチックです。おそらくフランス人にはサハラ砂漠以上にエキゾチックではないか妄想しながら見ていました。

(2008-09-27)
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