( 香水工場の )
香る生活
やせ香水やモテ香水などの機能性香水
機能性香水って何?
香水は化粧品業界ではファッションと見なされています。つまり、香水はお洒落のためのアイテム、自分自身の演出や楽しみのために用いられる小道具です。
だから、香水がアロマテラピーのように何らかの効果や機能性を追求して開発されることは欧米では多くありません。
世界的に香水はそいうものとして作られていますし、そいうものとして人々に楽しまれています。
香水にも機能性を求める日本
ところが、日本ではファッションとして楽しむ人も当然多いのですが、それだけではモノ足りず機能性を求める消費者の多さに海外のマーケッターたちは驚きます。
・ダイエット香水
・やせる香水
・結婚できる香水
・フェロモン香水
・スピリチュアル香水
たとえば、数年前は「やせる香水」や「ダイエット香水」が大流行でした。
これはグレープフルーツやラズベリーの香りに中性脂肪を燃焼させる働きがあることが研究発表されたことがキッカケでした。
「結婚できる香水」の大ブレイクも記憶に新しいですよね。
モテることはないフェロモン香水
永遠の定番「フェロモン香水」はネット販売の隠れたヒット商品です。香りはどうでもよく、完全に「モテる」ことがターゲットの機能性典型香水ですね。
香水である必要はありませんが、伝統的に「香水」として商品化されやすい。
私が知る範囲では、フェロモン香水で本当にモテるといった話は聞いたことがありません。
特別な人に受けるスピリチュアル系香水
スピリチュアル系香水も根強いファンがいます。
スピリチュアル系香水の制作に熱を上げる教祖の方々もおられます。「チャクラが開く香水」「宇宙エネルギー注入香水」などが存在します。
香りは心に影響を及ぼすモノなので私はスピリチュアル系香水はアリだなと感じる方です。
オー・デ・マジック
一時のブームに乗っかっただけの安易な製品でなければ、多種多様な香水が出てくることはよいことです。
それらが切磋琢磨して完成度の高い製品が生み出される可能性があり、香水の本当に凄い時代が来るかもしれなせん。
本来の香水とは境界線が限りなく微妙になりますが、まさに「魔法の水(オー・デ・マジック)」の時代です。意識改革がここでも起こるかも?
(2008-11-13)
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