( 香水工場の )
香る生活
スパム&ネット名簿業者の波状攻撃
毎日多数のスパムメールが来ます。アダルト、闇金、ドラッグ、コピーブランド、儲け話などなど。これらを毎朝飽きずに削除することが日課です。
何を食ったらこんなタイトルが付けられるのかと吹き出してしまうような、ある意味、舌を巻くメールも。プロのコピーライターさんを動員しいるようです。
スパムメールも専門性を上げてきています。ある報道によるとスパムメール業者内でも「分業化」が進んでいるそうで、文屋さんや技術屋さんなど力を結集して人々を惑わすための努力が続けられている。
大変な集中力です。
これはある報道からの受け売りですが、
・スパムメールを送るコストは限りなくゼロ。
・「1億件のメール・アドレスは100ドルで入手可能」。
・「スパムに対する返信率がわずか0.001%でも採算が取れる」(10万人に1人)。
つまり「スパム送信業者は儲かる」。
誰がこんなメールに騙されるのか、なんて思っても10万人もいれば例外的な人もそれなりにいるでしょうから、スパムはおいしいビジネスとしてあり続ける可能性大です。絶望的状況です。
スパムメールに対しては、はじめはタイトルや本文中のキーワードでフィルターしたり、送信者メールアドレスで受信拒否をかけたり。
プロバイダーのフィルタリングサービスを利用したり、一応考えられる対策は手を尽くしましたが、スパムでないメールをまで削除したり受信拒否したりするトラブルをクリアできずに、抜本的解決を見いだせないままです。
人工知能フィルタリングのようなものがあると聞いたことがあります。
単純フィルタリングでは間に合わない部分に有効かもと期待したのですが、現在のコンピュータ技術では「人工知能的」も名ばかりのようです。
「If then」構文の繰り返しで条件判断をしているものが大半らしく、人工知能という華やかなイメージからはまだまだ距離があります。
「大切なメールもある程度消えても構わない」くらいの覚悟があれば、これらのフィルターも強い味方ですが、完全なスパム対策は決め手はないんですね。
一方、インターネット名簿業者もなかなか手強いです。
個人のホームページなら個人情報は掲載しませんが、企業ページでは会社概要や会社案内をホームページに掲載しています。当社も普通に会社概要や代表者の氏名も公開してきました(現在一部非掲載にしています)。
スパム業者の代表的なメールアドレス収集方法と同じでそれらはターゲット情報になっています。インターネットをロボット(クローラー)が自動巡回し「社名」「代表」「取締役」「責任者」「住所」「電話」「FAX」「mail」などのキーワードで氏名や会社情報などが自動収集されている模様です。
ダイレクトメールやダイレクトコール用名簿作成のためと推測されます。
また、当然ながらそういうプログラムやソフトウェアが闇市場で売買されているでしょう。
ダイレクトコールはスタッフの時間が消費させられますし、電話勧誘を仕掛ける相手が根性のある営業マンだと粘りの営業トークに付き合わされることもあります。
会社社長の氏名をフルネームで呼び出す電話も多くなってきました。赤の他人からの営業電話にもかかわらず、まるで昔からの知り合いのような
「◇◇ですが、○○さん、おられますか?」
不慣れなスタッフはもちろん、この手の対応には慣れているスタッフでさえ「あれ?、個人的な知り合い?」と誘導されてしまうことがあります。
考えてみれば大企業さんの社長さんには直接かけても取り次いでもらえる確率は限りなくゼロですが、小規模企業の場合、取り次いでもらえる可能性が高いし社長さん本人が電話にでるケースもあります。
ビジネスチャンスとしては大企業に電話するよりよほど可能性が高いことになります。
私の知人の小さな会社の社長さんは、社員に「お知り合いから電話ですよ」と言われ受話器を取ると、なんと砂糖先物取引の勧誘電話でした。
「そんな甘い話、ねーだろう!!」と怒り心頭で電話を叩き切ったそうです。
(2009-01-11)
何を食ったらこんなタイトルが付けられるのかと吹き出してしまうような、ある意味、舌を巻くメールも。プロのコピーライターさんを動員しいるようです。
スパムメールも専門性を上げてきています。ある報道によるとスパムメール業者内でも「分業化」が進んでいるそうで、文屋さんや技術屋さんなど力を結集して人々を惑わすための努力が続けられている。
大変な集中力です。
これはある報道からの受け売りですが、
・スパムメールを送るコストは限りなくゼロ。
・「1億件のメール・アドレスは100ドルで入手可能」。
・「スパムに対する返信率がわずか0.001%でも採算が取れる」(10万人に1人)。
つまり「スパム送信業者は儲かる」。
誰がこんなメールに騙されるのか、なんて思っても10万人もいれば例外的な人もそれなりにいるでしょうから、スパムはおいしいビジネスとしてあり続ける可能性大です。絶望的状況です。
スパムメールに対しては、はじめはタイトルや本文中のキーワードでフィルターしたり、送信者メールアドレスで受信拒否をかけたり。
プロバイダーのフィルタリングサービスを利用したり、一応考えられる対策は手を尽くしましたが、スパムでないメールをまで削除したり受信拒否したりするトラブルをクリアできずに、抜本的解決を見いだせないままです。
人工知能フィルタリングのようなものがあると聞いたことがあります。
単純フィルタリングでは間に合わない部分に有効かもと期待したのですが、現在のコンピュータ技術では「人工知能的」も名ばかりのようです。
「If then」構文の繰り返しで条件判断をしているものが大半らしく、人工知能という華やかなイメージからはまだまだ距離があります。
「大切なメールもある程度消えても構わない」くらいの覚悟があれば、これらのフィルターも強い味方ですが、完全なスパム対策は決め手はないんですね。
一方、インターネット名簿業者もなかなか手強いです。
個人のホームページなら個人情報は掲載しませんが、企業ページでは会社概要や会社案内をホームページに掲載しています。当社も普通に会社概要や代表者の氏名も公開してきました(現在一部非掲載にしています)。
スパム業者の代表的なメールアドレス収集方法と同じでそれらはターゲット情報になっています。インターネットをロボット(クローラー)が自動巡回し「社名」「代表」「取締役」「責任者」「住所」「電話」「FAX」「mail」などのキーワードで氏名や会社情報などが自動収集されている模様です。
ダイレクトメールやダイレクトコール用名簿作成のためと推測されます。
また、当然ながらそういうプログラムやソフトウェアが闇市場で売買されているでしょう。
ダイレクトコールはスタッフの時間が消費させられますし、電話勧誘を仕掛ける相手が根性のある営業マンだと粘りの営業トークに付き合わされることもあります。
会社社長の氏名をフルネームで呼び出す電話も多くなってきました。赤の他人からの営業電話にもかかわらず、まるで昔からの知り合いのような
「◇◇ですが、○○さん、おられますか?」
不慣れなスタッフはもちろん、この手の対応には慣れているスタッフでさえ「あれ?、個人的な知り合い?」と誘導されてしまうことがあります。
考えてみれば大企業さんの社長さんには直接かけても取り次いでもらえる確率は限りなくゼロですが、小規模企業の場合、取り次いでもらえる可能性が高いし社長さん本人が電話にでるケースもあります。
ビジネスチャンスとしては大企業に電話するよりよほど可能性が高いことになります。
私の知人の小さな会社の社長さんは、社員に「お知り合いから電話ですよ」と言われ受話器を取ると、なんと砂糖先物取引の勧誘電話でした。
「そんな甘い話、ねーだろう!!」と怒り心頭で電話を叩き切ったそうです。
(2009-01-11)
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