Date: Tue, 1 Feb 2022


●投書：
クリスマスツリーは、
材木屋さんの前を歩いてアイスをかじっている夏の日のような、
ホコリだらけの土蔵を掃除した日の午後のような、
摩周湖の周りの山を馬で登ったときに感じた青さのような、
深い森にある太い幹の樹木を高いところから見下ろしているときに感じる立ち上る香りのような、
そんな三次元の標高の高さ(?)を感じる絶妙なスモーキーな香りでした。

トップノートを感じるとそんな雰囲気なのですが、肌につけてミドル、ラストを感じるとまた新鮮な違う香りにも思われますし、香水をつけるときの体調によっても感じ方がだいぶ変わるものだなとしみじみと思います。

香りから記憶が蘇るような、いやしかし、新しい記憶が構築されるような、原体験のある香りでとても気に入りました。不思議な力のある香りだなという印象です。毎年変わっていくサンタの贈り物も一期一会で素敵だなと思います。

推奨はされないとは思うのですが、勝手にポロヌプリと合わせてつかったときの香りが好きで、重ね付けも楽しんでいます！

今年はどんな香水が贈り物になるのでしょうか？
いまから楽しみです。

●ハンドル：
でらえもん


(国分) 「三次元の高さ」？深～い表現ですね。そういうイメージをいただいたなら、パフューマーも幸せだと思います。ありがとうございます


(2022-02-04)