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(142) 小学校から家まで1km
小学校から家まで、1kmほど。
子供の足では結構時間がかかります。
盆地なので冬は寒く、毎年のようにしもやけが手足にできていました。
家に帰る途中、身を切るような冷たい風。
手袋で耳を覆いながら、なるべく早足で家に向かいました。
家に着くと、少しずつ赤く蕾が色付く沈丁花の鉢がありました。
まだ咲いてないなぁと時々見てはいたものの、大概は素通り。
でも、あるとても寒い年のこと、ぼたん雪が降る中、寒さに震えて家に着いて、鍵をガチャガチャと開けようとすると、フワッと花の香りが。
見回すと、沈丁花が雪をかぶりながらも、少しずつ咲いていました。
急いで家に入って出してきたのはサランラップ。
沈丁花の上に覆いました。
今思えば笑えてしまうような行動ですが、当時の私にとっては、寒い中に咲く沈丁花を、少しでも雪から守ってあげたかったのだと思います。

長くなってしまってすみません。

私の香り・香水のつけ方:

普段は腰の辺りにつけます。
パウダリーな香りは足首に。
足首だけじゃなぁと思った時には、足首から二の腕の内側へ。
体が柔らかくないと出来ませんよ〜(笑)。

...こうき




(2008-12-20)
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