Date: Sun, 13 Aug 2023

●投書：
友達に勧められて購入しましたが、あっという間に増えました
華々しい香水の香りが苦手でしたが
お香には興味があったのでためしてみたらすごく良かったです

香水以外に箱やトレーシングペーパーも好きです
あけたとき嬉しくなります

・十六夜
わたしラベンダーですって感じで入ってくる。でも重苦しくない。
甘ったるくなくすっきり系。ちょっとお香っぽい色気がでてくる。
夜枕元に吹いた紙を置いて朝起きたときの残り香が好み。

・青月
チョコミントだ！となるくらいミント。アイスが食べたくなる。
その後にじんわりと爽やかな苦甘さ。そこからやわらかく甘くなる。
青臭さもあるような薬草臭さ。だんだんミントガムになっていく。
スッキリ爽やか、花粉症の時に使いたい。すっきりとお風呂に一吹きなんてどうだろう

・黄金星
ローズと聞いたが、柔らかな甘さにみずみずしい青さ……ライチだ。
ライチと思ったらライチにしか思えなくなってしまった。
時間がたつと青さが減って華やかな甘さになる。ああ、バラだった。
重くてちょっと量が多いとくどいかも。どろりと溶ける甘い花の香り。
鬱々としている日に使ったら気持ちが上がりそう

・摩天楼
すっぱくて甘い香りが去ると渋い香りが出てくる感じ。
そしてバラ……薄暗いバラのイメージが生まれる。
ただれたバラだけどどこか涼やかでもある。とても面白い。
明るい都会のビルの屋上から路地裏のゴミ捨て場まで見下ろす感じ。
次第に臭くなる。だがそれがいい。すごく好み。

・ロサブラン
甘く透き通るバラの香り。次第に蜜のような甘さに気づく。
蜜の香りが強くなってくるがベッタベタはしない。
ローズティーに蜂蜜を垂らしたような美味しい香り。
バラ系は一回試してみたかったが私には使いどころが難しいと感じた。

・蓮花
爽やかな朝の香り。少し酸っぱさのあるすがすがしい甘さ。
煙のようなくすんだ香りが出てきて、甘さが濃くなっていく。
さわやかからの上品で濃厚なお香の香りに。
蓮の咲いた朝の神殿で香を焚く、花が閉じた後も香が漂っているイメージ。
くらくらと陶酔、恍惚感のある香りは好みだった。

・白梅
梅だ！と思った。最初は強すぎと思ったがすぐに落ち着く。
爽やかで甘さの少ない、ちょっと青臭い香り。酸っぱさと辛さもあるような気がする。
時間がたつと柔らかでふっくらとした香りになる。実家の庭の梅を思い出す。
濃厚だけど後味はそんなにくどくない。初春につけたい。
近くから1吹きだとすこしやりすぎな気がする。量が多いとむせるかも

・白檀2019
お香と比べると青くみずみずしい感じがあってオシャレですっきり。
だんだん優しく甘くなってくる。甘いけどさわやかな木の香りと落ち着きのある香り。
しばらくふっくらした甘さが残るが全体的に軽やか。たいへん好み

・沈香
濃くて重い木の香り。ちょっと煙い、くすんだような。
重いけど柔らかくてすごく心地よい。時間が経っても消えにくい気がする。
好きだが抹香の香りとも思ったので使いどきに迷う。葬式帰りに思われそう。
少量吹いて上に白檀を重ねるのがいいと思ったけど沈香が強すぎる気もした。

・ブラックベチベル
最初に紙につけたときは土臭くて煙くて青臭いと思った。
肌に付けてしばらくすると甘くて柔らかくなる。どっしり系。
ちょっとお香に似た薬草臭さが好き。お香だけど重いわけではなく爽やかさもある。
なじんでくるとくんくん嗅ぎたくなるクセになる香り。

・百合
百合の生花の香りが苦手で香水になったらどうなんだろうと興味で購入。
ああ、これこれこの香り苦手！という妙な安心感。
最初は青臭さが強いかなと思ったけどどんどんベタベタ甘くなる。
そして粉っぽく取れない花粉を思い起こさせる香りが。
好きな人は違うというかもしれないが、百合の苦手なとこ詰め合わせ。
……だったけど、ちょっと足首に付けてみたら意外と悪くない？と思った。

ありがとうございます。いろいろ楽しめそうです

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(国分) たくさんのコメントに感謝！竹を割るような単文直入な感想が他のお客様の役に立ちます。『摩天楼』に酸っぱさはあまりないのですが「すっぱくて甘い」の感覚に共感します。『百合』の「百合の苦手なとこ詰め合わせ」に吹き出しました、ある意味お褒めをいただいているわけですが、ありがたくも悩ましい・・


(2023-08-15)