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香りに鈍感でも楽しいです。
Date: Mon, 4 Sep 2023

●投書:
香水は初めてですが、プレゼントキャンペーンで武蔵野ワークスさんを知り、当選した「沈丁花」で一気に好きになりました。

強い匂いも平気な鈍感タイプなので「香水は自分には向いていないかも」と勝手に思っていましたが、いざ使ってみるととても楽しいです。


・香料や用語の知識がない → WEBページの説明でどんな香りかイメージしやすい

・香りに好き嫌いがある → 賛否両論のレビューが読めるので、ある程度覚悟しつつ楽しく選べる

・淡い香りが嗅ぎ取れない → 「優しい香り、穏やかな香り」イコール「薄い香り」ではないので、ちゃんと味わえる

・似た香りの違いがわからない → 香りの変化がはっきりしていたり、情景を想起させる香水があって、意外とぜんぶ違う

・すぐ香りに慣れて感じなくなってしまう → 手首につけると顔から離れたり近づいたりするので、ふわっと蘇る


色々ハードルが高いと思っていたことは、ほとんどが杞憂でした

かなり個人的な感想になりますが面白かったものをいくつか。


・沈丁花:
シュッとした瞬間近くで嗅ぐと、蜜柑の種をガリッと噛んでしまった時の酸っぱさ。(蜜柑大好き)

その後、枝についたお花(イメージ)の香りが来て、最後は仄かに暖かい甘さが残る気がします。

ランダムでいただいたものですが、この香りの変化が楽しくてすごくお気に入りです。


・逢魔時(スリーピングミスト):
うわさ通り近くで嗅ぐとすごい匂い!予習していたので慌てず急がず離れて嗅ぐと、とても好みで落ち着く香りでした。

庭の芝刈りをして刈った草を集めている光景を思い出します。「良い香り」ではなく「臭い匂い」だと思うのだけど好き。


・スイートピー:
初めての時は「すごく甘ーい!」と思ったのに、別の日に試すと「ちゃんと植物っぽさのあるお花の香り」と感じました。

自分のコンディションによって感じる甘みが変わるんだなと実感しました。


・沈香/白檀:
嗅ぐ前はどんな感じだったか思い出せない、嗅ぐと「そうそう、これこれ」と思う、私の中の旅行シリーズ。

「沈香」観光で訪ねる立派なお寺。焦茶のツルツルした木材に金色の装飾、古い仏像が沢山ある。

「白檀」和風旅館。和室に布団を敷いて、暗くなった窓の外を眺めて、旅行に来たなぁと感じる。


今のところ苦手はなく、かなり好みの香水も見つかりましたが、もう少し他のものにも手を出してみようと思っています。
またよろしくお願いいたします。

●ハンドル:
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(国分) 「強い匂いも平気」はニオイの許容量・許容能力が高いということでは? 一般に海外の人の方がニオイ許容量は大きくタフですね。また似た香りを「意外とぜんぶ違う」というなら嗅覚はむしろセンシティブ、それと記憶と香りをリンクできる能力もすぐれた嗅覚の持ち主さまと思われます


(2023-09-08)
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