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(179) 挙体芳香 中国にそういう体質の人?
はじめまして。WEB検索でここにきました。
私は今、挙体芳香について調べています。
中国にそういう体質のひとがいたということですが、その他の詳しい資料が見つかりません。
挙体芳香について、教えて頂けると嬉しいです。

※(武蔵野ワークスからのコメント) 伝説はどこの国もいろいろ誇張されているので本当のところはわからないようです。たとえば、楊貴妃は挙体芳香の持ち主として有名ですが、実のところ挙体芳香というより、意図的に食べ物を選んでいたという説があります。

その食べ物は漢方薬として知られているそうです。おそらく、クローブなど天然香料(香辛料)とムスク(動物性香料、現在は倫理的にも入手不可)などを混ぜ合わせた処方の薬(または食べ物、お菓子?)と思われますが、もしそれが本当ならかなり単純な仕組みで体香を醸し出していたことになります。

実際、食品や香料の中には、口から摂取後30分〜数時間かけて皮膚の汗腺などと通して匂いを発することが科学的に実証されています。たとえば、ニンニク。ニンニク料理を食べた後は、周囲にインパクトを与えますが、あれは口から発せられる匂いだけでなくカラダ全体の皮膚からも発せられる匂いのためです。口を押さえても押さえきれないニオイです。

ローズオイルの成分であるゲラニオールやシトロネロールも皮膚から香りを発することで有名です。皮膚からは逆に出にくい成分もありますので、香りとして皮膚から出やすい香料や成分を調べ、それらを集めて食べると挙体芳香になれるという考え方です。

残念ながら挙体芳香に関する手持ちの科学的な資料はありませんが、挙体芳香については、とくに漢方薬の専門家の中にいろいろ研究され本もあると聞いております。よい資料が見つかるといいですね。


私の香り・香水のつけ方:

◎旅行に行く時は、持って行く服に香水をふり、
鞄に詰めます。香りがほどよく行き渡るようです。・・・ローズガーデン


(2008-12-20)
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