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大切な沈丁花
Mon, 19 Jan 2015


●投書:
香水というと花束になるお花が多く、何があるのかなぁとHPを覘いていて
「あ!沈丁花!」
ええと、どんな香りだったっけ?
たしか好きだった花なんだけど…
印象の強い花だったんだけど…

とぼけた思いのまま、いろんな香りの1mlを6本購入して
沈丁花はみごと唯一空っぽになりました。
キャップを開けて感動した香りは初めてです。

小学校登校中に、鼻を頼りに木を探し、枝を分けてもらって教室に置いた思い出の儚い花。
このズーンと沈み込む香りが大好きでした。

飛びは早いのですが、けしてたくさん付けてはいけない香り。
どこかで咲いて醸し出している上品な雰囲気が、合成された芳香剤に変わってしまいます。
なのでフルボトルを購入しましたが、ロールオンのアトマイザーで持ち歩いています。

服のように香りをまとう というよりも
いつも身近に内緒で忍ばせておく。
嗅ぎたいときに手首につけてリフレッシュ。
これはそういう香りだったんだと、大人になったからこそ思うのでした。

作ってくださってどうもありがとうございました。
本当にそう思います。



●ハンドル:
カジノドライブ


(2015-03-28)
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