開発日誌 (~2012年)
(紹介) ワセリン奨励3
(2012-06-19 10:06:45)
アレルギー対策
アレルギーなんかこわくない!―花粉症、アトピー、ぜんそくの治し方(講談社SOPHIA BOOKS)
刊行が2001年と少し古いが、なかなかタメになる本です。
小児科クリニックの医院長をされている著者の経験談に基づく考察が具体的で信用できる本だなと感じました。
怪しい本が多いなか、ほっとする内容です。
繰り返し登場するワセリンの話
この本の中ではワセリンが繰り返し登場します。
たとえば「ワセリンがなぜアトピーにいいのか?」という章ではワセリンが皮膚に対して効果を発揮するメカニズムが述べられています。
それによるとワセリンそれ自体に薬効効果があるわけではないことが明確に述べられています。
ワセリンの特徴は薬効ではなく「皮膚のバリアの役割をするから」と簡潔です。
ワセリンは酸化しにくく変質しにくいきわめて安定した物質です。
化学変化を起こしにくいため生体に何らかの作用を及ぼしにくい、つまり副作用リスクが低い点が最大のメリットという主張のようです。
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