( 香水工場の )
香る生活
香りのニュービジネス#1(背景)
「香りのニュービジネス」寄稿依頼
ある出版社から寄稿依頼をもらいました。
香り関連雑誌の本文に挟む挿話として「香りのニュービジネス」について1ページ程度の寄稿依頼です。
社名が著名な雑誌(香り業界では)に掲載されるというマーケティング上の理由で、当社にはラッキーなお話でした。
すれ違い
しかし、原稿案を出してみると予想外にも難色。
武蔵野ワークスがテーマとしている「日本発の香水」や「日本製香水」は、どうでもよくて、昔盛んにやっていた企業向けやイベントのオリジナル香水制作にご関心があった模様。
企業向けや芸能人、イベント向けのオリジナル香水制作はたしかにやっていました。
今もやらないことはないのですが、ビジネス的には赤字で、それをメイン業務にしていたら武蔵野ワークスは今は存在しない。
オリジナル香水制作業務の意味は「珍しいサービス」というニュース的な効果、マーケティング的・広告的な価値でした。
残念ながら収益的には「継続不可能」「存続不可能」なビジネススキームでした。
自分ならリアルな事例を読みたい
「香りのニュービジネス」がテーマなら、読者もビジネスとしてリアルな事例、リアルなストーリーを期待しているのでは?と考えると、ビジネスとして成立しないものを書いても・・・
となんとなく腰が引けて辞退することに。本当にありがたいチャンスを失いました。残念。
武蔵野ワークスのストーリー
中小企業レンジの中でもかなり「極小」帯に属する当社ですが、「日本発の香水」は地道に発信し続けています。
ホームラン級ヒットはなくても長年継続しています。その部分は小企業なりにリアルなストーリーではないかと自負しているんですけど。
今回、貴重な機会をいただき結果的に雑誌掲載なりませんでしたが、今回したためた記事を数日に分けてこのブログで掲載させていただきます。
どちらかというと「武蔵野ワークスストーリー」のような雰囲気ですが、特に「香りビジネス」に関心がある方にはお楽しみいただけるかもしれません:
(続く・・・)
->この記事は、#1
香りのニュービジネス#4(ニッチなマーケット)
香りのニュービジネス#3(ネットと香りモノの相性)
香りのニュービジネス#2(日本の香水市場と創業)
香りのニュービジネス#1(背景)
(2011-02-22)
< 香りのニュービジネス#2(創業) || 取引先担当者との別れと出会い >
search