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( 香水工場の )

香る生活


天然の香りが嫌いで工場を去る人

Loveラベンダー工場生産


このところLoveラベンダーの製造手配でバタバタしていましたが、昨日の工場生産で一段落。小さい会社なので商品企画もやれば、作業着を着て工場での製造にも立ち会います。

生産はあとパッケージングなどの行程を経て当社に入荷予定です。


コーヒーショップで茶


夕方、作業を終えて工場長さんと駅前のコーヒーショップでお茶しました。

秋の夕暮れ、駅前のコーヒーショップは我らサラリーマンたちのあわただしい出入りで活気を帯びていて、経済的凋落が激しいと言われるニッポンですが、底力はまだまだ健全ではなかろうか、とふと考えたりします。


ラベンダーの香りが嫌いな人の割合は?


Loveラベンダーは、天然のラベンダー精油だけで香り付けをしています。それは本当に悶えるようにステキな香りですが、しかし、香りです。

当然のことながら、すべての人が好む香りは存在しません。ラベンダーも例外でなく、工場長さんと「何パーセントくらいの人がラベンダーの香りを嫌がるか?」を意見しあいました。

私は、生のローズオイルなら40%くらいの人が「No!」と感じていますが、ラベンダーは概ね多くの人に愛されます。

90%が好き、もしくは嫌いでない、で残り10%程度の人が嫌いではなかろうかと予想しています。

工場長さんは、もっと多いと予想されていました。


ラベンダーなど精油の香りが嫌いで工場を去る人々


こちらの工場は当社の提携工場。精油関連の製造ではある大手ブランドさんの精油充填をされています。

精油充填工場は、どうしたって工場全体が、もう雲霞(うんか)のようにエッセンシャルオイルの香りで包まれます。

それは大半の人にとって悪い匂いではないのですが、工場長さんの話では、その匂い故に気分が悪くなり辞めていく社員も少なくないとのこと。

匂いで気分が悪くなるスタッフには他のフロアの精油関連でないラインでの仕事に回ってもらう対策などしますが、やはり「そういう人は、高い比率で辞めますね。カラダに合わないんでしょう」とのこと。


なるべく多くの人に届けたいLoveラベンダー


突然、話は変わりますが、14世紀、ヨーロッパでは3人に1人が亡くなるペストが猛威を振るいました。

そのとき南仏グラースの精油工場では亡くなる人がほとんどなかったことから精油の殺菌作用が証明され、ヨーロッパ人はそれ以降、ますます精油を高貴なものととらえ、そしてその香りを愛するようになります。

が、そんな人命を救うほどの恩恵がある精油でも嫌いな人は嫌い。

Loveラベンダーもすべての人に愛されることはないでしょうが、なるべく多くの人にお試し頂きたいと闘志を燃やして帰路につきました。

Loveラベンダーは数日後にファーストロットが入荷予定です。入荷したらプレゼント開始します。Loveラベンダー、どうぞ、ご期待下さい。



(2011-11-23)
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