( 香水工場の )
香る生活
2016年、新年ですね
新しい年が巡ってきました(2016/01/03)
福寿草(早春に咲く花)
みなさまにとって昨年はどんな一年だったでしょうか?
私の場合、プライベートではいろいろありましたが、ビジネスの方は毎日仕事に追いかけられながら「え? もう一年?」というスピード感でした。
当社にとっての大きな動きは・・・
数年前から計画していました。会社の規模に比較して、まったく分不相応な商品数を展開していました。
逆にこれが当社の魅力でもあり「減らしたい・減らせない」な状態できましたが、昨年ミニボトルをだいぶん減らしました。
この削減プランは現在も進行中で2016年も消えていくアイテムがあるかと思います。
昨年の一番大きな新作は「金木犀2015」でした。10月にプレゼントとして配布すると非常に好評で、小さなキューブボトルのまま12月に商品化しました。
大きく育てることが2016年のミッションの一つです。
また、新作やリニューアルを定期的に実施できるよう体制を強化中です。
香水の世界は、年々規制が厳しくなっていて使えなくなる香料が増えてきています。
何かトラブル発生で政府による規制強化といった状況は近年ほとんどなく、IFRAという香料の世界的デファクトな自主規制組織の方針に基づくものです。
IFRAのコンプライアンスを満たすために廃盤になる名香も世の中にはたくさんあると思われます。昔の名香が復刻できない原因の一つにもなっています。
最近の大手ブランドさんの各製品のライフサイクルの短さは、マーケティング的な目的だけでなくこういった背景も大きいでしょう。
当社製品も例外ではなく、こういう事情で消えていくアイテムもでてくるでしょう。
過去数年、円安の影響で輸入資材の高騰が続いています。さらにローズオイルの不作や天然資源の枯渇問題から左を向いても右を向いても「値上げ」「高騰」という厳しい環境です。
その中で、当社にとって最大の経済的インパクトはヤマト運輸さんの「メール便」廃止でした。
それまで80円だった送料が180円になったことで利用者減少、当社のビジネスモデルは瓦解かと恐怖したものです。
幸運なことにご利用のみなさまは、なんとか"微減"程度で推移しております。
当社のボトルは、だいたいフランスの瓶メーカーさんからの輸入に依存しています。取引単位はおおむね1万本単位。今まではオーダーすれば長くても3ヶ月以内に入荷していました。
が、今回は違います。昨年7月に発注した主力の30mLボトルはまだ入荷していません。ようやく先月「1月下旬入荷予定」の連絡が来たばかりです。
昨年後半はフルボトルの生産計画が完全に狂い、小さな在庫切れをチラホラ起こしながら綱渡りしておりました。こういう事態も重々承知しているのですが、今まで体験がなかっただけに冷や汗でした。
2016年は、去年と同じ路線で進みます。前進あるのみ。
日本はウルトラ高齢化時代に突入しました。私はこの現象を個人的に「30年戦争」と呼んでいます。
「30年戦争」が終わり人口も経済もプラス方向に好転するのは30年後の2045年ころではないかと勝手に予測しているのですが、なんとか戦い抜き生き残りたいと覚悟を固めています。
新年が、みなさまにとって幸ある年、そして、飛躍の一年になりますことを心よりお祈りいたします。
(2016-01-03)
福寿草(早春に咲く花)
昨年はどんな一年でしたか?
みなさまにとって昨年はどんな一年だったでしょうか?
私の場合、プライベートではいろいろありましたが、ビジネスの方は毎日仕事に追いかけられながら「え? もう一年?」というスピード感でした。
当社にとっての大きな動きは・・・
商品数の削減
数年前から計画していました。会社の規模に比較して、まったく分不相応な商品数を展開していました。
逆にこれが当社の魅力でもあり「減らしたい・減らせない」な状態できましたが、昨年ミニボトルをだいぶん減らしました。
この削減プランは現在も進行中で2016年も消えていくアイテムがあるかと思います。
新作の投入
昨年の一番大きな新作は「金木犀2015」でした。10月にプレゼントとして配布すると非常に好評で、小さなキューブボトルのまま12月に商品化しました。
大きく育てることが2016年のミッションの一つです。
リニューアルや廃盤は続く
また、新作やリニューアルを定期的に実施できるよう体制を強化中です。
香水の世界は、年々規制が厳しくなっていて使えなくなる香料が増えてきています。
何かトラブル発生で政府による規制強化といった状況は近年ほとんどなく、IFRAという香料の世界的デファクトな自主規制組織の方針に基づくものです。
IFRAのコンプライアンスを満たすために廃盤になる名香も世の中にはたくさんあると思われます。昔の名香が復刻できない原因の一つにもなっています。
最近の大手ブランドさんの各製品のライフサイクルの短さは、マーケティング的な目的だけでなくこういった背景も大きいでしょう。
当社製品も例外ではなく、こういう事情で消えていくアイテムもでてくるでしょう。
さらば「メール便」
過去数年、円安の影響で輸入資材の高騰が続いています。さらにローズオイルの不作や天然資源の枯渇問題から左を向いても右を向いても「値上げ」「高騰」という厳しい環境です。
その中で、当社にとって最大の経済的インパクトはヤマト運輸さんの「メール便」廃止でした。
それまで80円だった送料が180円になったことで利用者減少、当社のビジネスモデルは瓦解かと恐怖したものです。
幸運なことにご利用のみなさまは、なんとか"微減"程度で推移しております。
香水ボトルが入手できない!?
当社のボトルは、だいたいフランスの瓶メーカーさんからの輸入に依存しています。取引単位はおおむね1万本単位。今まではオーダーすれば長くても3ヶ月以内に入荷していました。
が、今回は違います。昨年7月に発注した主力の30mLボトルはまだ入荷していません。ようやく先月「1月下旬入荷予定」の連絡が来たばかりです。
昨年後半はフルボトルの生産計画が完全に狂い、小さな在庫切れをチラホラ起こしながら綱渡りしておりました。こういう事態も重々承知しているのですが、今まで体験がなかっただけに冷や汗でした。
2016年も前進します
2016年は、去年と同じ路線で進みます。前進あるのみ。
日本はウルトラ高齢化時代に突入しました。私はこの現象を個人的に「30年戦争」と呼んでいます。
「30年戦争」が終わり人口も経済もプラス方向に好転するのは30年後の2045年ころではないかと勝手に予測しているのですが、なんとか戦い抜き生き残りたいと覚悟を固めています。
新年が、みなさまにとって幸ある年、そして、飛躍の一年になりますことを心よりお祈りいたします。
(2016-01-03)
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