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( 香水工場の )

香る生活


ボトル入荷と「白檀」の再開予定
資材(香水ボトル)の欠品で、いくつかの商品で在庫切れが発生中ですが、今月末には再開できそうです(2015/01/04)


「白檀」、今月末再開予定です


在庫切れ中の「白檀(サンダルウッド)」は今月末、再開予定です。重要なパーツであるボトルが欠品を起こし、生産できずにおりました。今月ボトルの入荷が決定しましたので、入荷次第「白檀」の生産を開始いたします。



カネさえ出せば買えるというわけでない


昨日の記事 去年もいろいろありました にも書きましたが、去年は香水ボトルの入手で一苦労しました。

現代社会はモノがあふれています。だから注文すれば、何でもすぐ買えるとばかり思いがちですが、そうでもない場合もあります。



大震災で体験したモノ不足


個人的には、2011年の東日本大震災は、記憶に新しい「買いたくても買えない」体験でした。

化粧品業界では、あのとき被災したエリアの工場が操業停止に追い込まれて、原料が入手できない、容器が入手できない、などかなり大騒ぎをしていました。

カネは払うからと言っても「ないものはない」という状況が数ヶ月から半年。事態は穏やかに改善していきましたが、あのときはわずかに残っている資材や原料を売ってもらえるかどうかで、工場(メーカー)とバイヤーの関係が微妙に逆転して、なかなか新鮮でした。



大企業さんはスモール企業の都合では動いてくれない


今回は瓶メーカーさん(仏SGD社)の都合で納期が半年にも及ぶ結果となりました。

こちらの会社さん、世界のハイブランド向け香水瓶を世界規模で出荷する会社さんだけに当社のようなスモールカンパニーはそれほど関心がないのは当然のことです。

今回のように1万本程度の発注でなく、100万本と言えばすぐ制作してくれたと思いますが、当社規模ですとそんな巨大ロット、逆立ちしても回せません。スモールカンパニーはひたすら待つのみです(といっても今までは長くても3ヶ月)。

世界中のオーダーがある程度のバルクになるまで生産できなかったという事情もあるでしょう。ガラス瓶工場の仕組みをある程度、私も知っているのでこの事情わかります。

この種の工場は一度、火を入れると24時間・365日体制で作り続けることが一番効率がよいのです。たとえば、リポビタンDのボトルのように年間数億本単位で作ることが工場側の理想です。



在庫切れ商品、今月末から順次、再開予定です


昨年後半から在庫切れを起こすアイテムがちらほらでてきていましたし、昨年末には毎日継続的に売れている「白檀」がついに尽きて「在庫切れ」となっていました。

お客様からの問合せにも「いやー、いつに再開できるか、わからないんですよ」とは言えずに悶絶気味でした。

ようやく「1月末再開」をお知らせできます。

ながらくお待たせして恐縮です。今しばらくお待ち下さい。


(2016-01-04)
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