( 香水工場の )
香る生活
リフィル用の香水ボトル
1ヶ月前に「香水で、リフィルってあり?」という記事を投稿しましたが、その後の進捗状況です(2016/03/01)
試作中のアルミキャップ
今回のプロジェクトは「香水ボトルをもっとエコな方式にできないか」という発想から始まりました。
といってもリフィル(詰め替え商品)の一般的なイメージであるアルミパウチでの販売は現状ではいろいろハードルが予想されるので、まずはネジ式キャップの香水ボトルでの販売を計画しています。
スプレイヤー(スプレー)とキャップを自由に取り外し・交換・装着できる方式を採用予定です。
スプレイヤー(スプレー)タイプの香水は広く普及していますので、世界にはいろいろなスプレー・メーカーがあって、いろいろ製品があります。
ネジ式スプレーの仕入れ自体はそれほど大きな問題ではありません。
しかし、キャップとなると、これが、そもそもモノがありません。
「え?」と思われるかもしれません。香水ボトル用のネジ式キャップはほとんどありません。一つには、単純に今まで需要がなかったためと思われます。
その他、香水瓶の注ぎ口に関して、サイズや深さ、ネジの巻き数などは世界的に規格化されておらず汎用的な製品が作りにくいという事情もあるでしょう。
そこでネジキャップ・タイプの香水瓶を作るとしたら、そのキャップは「金型から作る」ことになります。
金型は会計上「固定資産」と見なされ、会社の財産となるだけにそれなりのお値段・初期投資が発生します。
しかも、一度製作された金型はほぼ変更はできませんので、乗るか反るかのリスクもあり企業にはリスクがある話なんですよね。
金型製作がリスキーなので、どうしたものか、と案配していたところ、たまたま問い合わせたある大手のガラス瓶メーカーさんが当社と同じリフィル型の容器開発に関心がおありで、しかもモックアップのキャップをすでに制作されていました。
文字通り「渡りに舟」な展開でした。
ガラス瓶メーカーさんとしても関心はあるが具体的な案件なしに金型製作はリスクが高いとして膠着状態だった模様です。
折衝を通して当社が金型製作コストの一部を負担することで、このプロジェクトは動き出しました。
キャップの金型は1ヶ月程度でできますが、耐久性や液漏れテスト・時間加速テストなどありますので、早くても夏に初代製品をリリースできるかどうか、といったスケジュール感になりそうです。
また、仮に問題なく進行しても、すべての商品をすぐに切り替えることは不可能で、数年かけて段階的にリフィルタイプの容器に移行するプランを描いています。
(2016-03-01)
試作中のアルミキャップ
取り外しできるスプレー
今回のプロジェクトは「香水ボトルをもっとエコな方式にできないか」という発想から始まりました。
といってもリフィル(詰め替え商品)の一般的なイメージであるアルミパウチでの販売は現状ではいろいろハードルが予想されるので、まずはネジ式キャップの香水ボトルでの販売を計画しています。
スプレイヤー(スプレー)とキャップを自由に取り外し・交換・装着できる方式を採用予定です。
香水ボトル用のキャップがない
スプレイヤー(スプレー)タイプの香水は広く普及していますので、世界にはいろいろなスプレー・メーカーがあって、いろいろ製品があります。
ネジ式スプレーの仕入れ自体はそれほど大きな問題ではありません。
しかし、キャップとなると、これが、そもそもモノがありません。
「え?」と思われるかもしれません。香水ボトル用のネジ式キャップはほとんどありません。一つには、単純に今まで需要がなかったためと思われます。
その他、香水瓶の注ぎ口に関して、サイズや深さ、ネジの巻き数などは世界的に規格化されておらず汎用的な製品が作りにくいという事情もあるでしょう。
キャップの金型製作
そこでネジキャップ・タイプの香水瓶を作るとしたら、そのキャップは「金型から作る」ことになります。
金型は会計上「固定資産」と見なされ、会社の財産となるだけにそれなりのお値段・初期投資が発生します。
しかも、一度製作された金型はほぼ変更はできませんので、乗るか反るかのリスクもあり企業にはリスクがある話なんですよね。
他社様と共同で金型製作
金型製作がリスキーなので、どうしたものか、と案配していたところ、たまたま問い合わせたある大手のガラス瓶メーカーさんが当社と同じリフィル型の容器開発に関心がおありで、しかもモックアップのキャップをすでに制作されていました。
文字通り「渡りに舟」な展開でした。
ガラス瓶メーカーさんとしても関心はあるが具体的な案件なしに金型製作はリスクが高いとして膠着状態だった模様です。
折衝を通して当社が金型製作コストの一部を負担することで、このプロジェクトは動き出しました。
リフィル・エコ プロジェクト
キャップの金型は1ヶ月程度でできますが、耐久性や液漏れテスト・時間加速テストなどありますので、早くても夏に初代製品をリリースできるかどうか、といったスケジュール感になりそうです。
また、仮に問題なく進行しても、すべての商品をすぐに切り替えることは不可能で、数年かけて段階的にリフィルタイプの容器に移行するプランを描いています。
(2016-03-01)
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