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( 香水工場の )

香る生活


引越ました、市内ですけどね
(2014/07/18)

連絡が遅くなりました。最近当社は小平市内で引っ越しました。事務所が手狭になって、とよくあるあの理由のままの移転でした(2014/07/18)

工場事務所書

「セグウェイ買って!」



新しい事務所は、こんな感じ


狭いなーと嘆いていたある日、手頃な空き物件が近所にあることをスタッフが発見! 1階が金属加工の工場さん。この工場の2階が空いておりました。4月発見、5月契約、6月引越、7月ようやく一段落、という感じです。オフィスビルのようにきれいではないのですが、工場としてのエキゾチックな雰囲気は悪くありません。


開墾が遅れた小平


小平市は、水源に乏しく開墾が遅れたことで、昭和初期まで東京郊外では珍しい手つかずの大地でしたが、終戦後、都心からの人口流入と行政による工場誘致で大きな発展を遂げます。ブリヂストンの国内最大級の東京工場が小平に建設されたのもこの頃です。

多彩な大企業さんとその関連企業、周辺産業の会社や町工場が群をなす準工業地帯となりましたが、はや80年代には製造業の地盤沈下と海外移転という環境変化を受けます。

一方で新宿まで30分というアクセスのよさから、小平市は都心のベッドタウンとしての重要性が増しており、後継者が少ない工場さんなどは静かに閉鎖気味で、その跡地にタケノコのように住宅が出現する時代になっています。


変化する小平


当社が東京都国立市から小平に引っ越してきたのは2010年。まだ数年ですが、近所の工場が閉鎖され宅地に変化する光景が続いています。

近所のいろいろな場所で、分譲マンションや戸建の販売用「のぼり」がはためく光景は今の小平を象徴しています。

とくに2011年の大震災以降、小平を含む武蔵野は人気の住宅地のようです(立川断層が比較的近くを走っていますけどね)。

当社の工場の目の前には、現在、大きめの幼稚園が新規に建設されています。時として仕事ができなくらいの建設音が鳴り響いています。住宅地の急増に伴う子供の増加も、この地区の特徴です。


エキゾチックな香水屋さんになりますように


この地での町工場は、次第に存在感が薄れつつあるのですが、武蔵野ワークスにはぴったりの雰囲気です。


秋にはオープンファクトリー?


せっかく工場に移転したので、工場見学用にお客様に公開することも検討中です。しかし、工場とはいえ、製品の本生産は千葉の委託工場で行うため規模的に見せられるモノが少ない点が難点です。

それでも来てみたいというお客様もチラホラおられます。秋口には、セミナーやオープンハウス的なイベントを検討中です。工場だからオープンハウスではなく、オープンファクトリー?




(2014-07-18)
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