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( 香水工場の )

香る生活


他社ブランド商品と失敗の記録
引越の準備中に出てきた昔の商品、しかも他社ブランド様の商品、その経緯とレビュー


なぜ他社ブランドを扱うことに?


実は、他社ブランドの製品、主にヨーロッパのメゾンフレグランスですが、少しだけ販売していた時期があります。

日本ではあまり販売されていない、小さく珍しいブランドさんの商品を数種類。

自社のオリジナルブランドを販売している会社が、他社商品を販売することは、利益相反するケースが多々あります。

厳しいとは予想しましたが、次の2点でトライしたいと企てました:

(1)システムの効率化
システムがいったん構築されれば、なるべく多くの商品をその上に流した方が、システムの運営効率は高く、逆に維持コストは安くなる。

その最大の成功事例はAmazonさんですよね。

創業者ジェフ・ベゾフ氏の「全地球カタログ」を目指す姿勢は、ビジネスの効率化という点で共感します。


(2)自店舗の品不足
自社製品だけの販売となると種類が限られる。

"豊富な品揃え"はお店の魅力ですが、自社商品を販売するメーカーはその点、若干寂しい店構えになりがちです。

この辺の補強に他ブランドさんの商品取り扱うのもありかなと考えました。

そんなわけで、自社ブランドと喧嘩しない商品を取り扱ってみようというプロジェクトでした。


失敗の記録


結果は軽く失敗。

他社様のブランドを語るには、製品への情熱と精通が必要ですが、そこまで勉強する時間がとてもとても。

かといって、販売に徹するというスタンスなら量販店の方が安価に販売できますし、消費者にとっても便利というもの。

全体を通して、なんか中途半端なプロジェクトをやってしまったという印象です。

もうずっと昔のことです。

今回、引越作業で出てきた昔の他ブランド様の商品を眺め、ここにも「失敗の遺品」があるな、としばし過去の記憶とともに作業の手が止まります。

「失敗の記録」としてこのブログに書き留めて、今後のプロジェクトの反省材料にします。


(2017-10-13)
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