( 香水工場の )
香る生活
ローズマリーの話
ローズマリーこまめ&ぷくら
去年は、すっかりローズマリーづきました。
ローズマリーは、私にとって、奇跡のハーブ。
ベタガードの開発時にローズマリー精油に本格的触れ、
(1) 落ち着く香りに魅了され、
(2) そして、ワセリンのベトベト感を中和してくれるふしぎな効果にも魅了された
ローズマリーは、食品にも使えますし、コスメの成分、とくにアンチエイジング的な成分として注目度が高い。
そんなわけで、スキンケア開発では、今後もローズマリーを使いたいと考えています。
ネイルケア「こまめ」
去年の最初のスキンケア開発はネイルケア。
( 2018年リリース「こまめ」 )
「こまめ」という製品をリリース。爪の成長に役立つとされるイノンド(ディル)というハーブの成分を配合しました。
それにローズマリーを併せると、リッチなクリームに仕上がりました。
実際に「爪の調子が良くなった!」と言う方も多く、それなりに満足しています。
フェイス・クリーム「ぷくら」
次の開発は「ぷくら」(旧名:なぞね)。
これは、ある原料メーカーさんがローズマリーから抽出したアンチエイジング成分を配合したもの、フェイス・クリームとしての応用を模索中です。
試作は一部のお客様にも配布。私自身やスタッフも1ヶ月程度使用しました。
私の場合、自分の目の下のシワやタルミをターゲットに付けてみたが、あまりはっきりした効果は見られず。
逆に化粧品なので、医薬品のようにシワがとれたり、直ったりすると、化粧品ではなく医薬品になるので、厳密には薬事法に抵触しかねないリスクがあります。
しかし、コスメにローズマリーを配合して、結果としてそうなる分には、誰もがハッピーだし、この現象に対しては、法律違反などは起こりえません。
そんな奇跡のコスメにならないかなと願っています。
配合しているアンチエイジング成分は、原料メーカーさんの臨床試験では、凄い効果があるとされているのですが、それ以上の詳しい情報公開がなくペンディングし、その購入済みのアンチエイジング成分はお蔵入り中。
(自信作のアンチエイジング成分なのに、なぜ情報公開しないのかな、なにか大人の事情があるんですかね?)
この「ぷくらプロジェクト」を今年、前進させるべくがんばります。平行して、協力いただけるローズマリー農家さんを探しています。
このプロジェクト、何年かかるのかわかりません。
(2019-01-04)
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