Home > ブログ
リスト表示 | (edit)
( 香水工場の )

香る生活


さらば名刺 (2)
名刺文化、やや不自然と感じた体験談 (2019/01/30)

名刺
( 厳かであるべき葬儀の場が、クソな異業種交流会みたいだった )


縁がすごく遠い人の葬儀


前回書いた名刺ネタの追加話です。

以前働いていた会社での話、取引先企業の社長のお母様が亡くなられた。

私は、上司に弔問に行ってこいと言われ、業務として葬儀へ。

しかし、社長ではなくそのお母様のお葬式。比較的親密な取引先ではあったが、その社長さんでさえ面識がない。

なのに、そのお母様の葬儀へ参列する意義が私には不自然。

この時点ですでに疑問いっぱい。しかし、仕事なので仕方ない。


名刺文化に違和感を感じた瞬間


その取引先は、大企業さんで、取引先の会社の社員たちが、葬儀会場にわんさか集まって、広い会場もサラリーマンたちで、ごった返していた。

一通りの弔問をすませ、休憩会場になっている二階に上がると、サラリーマンたちが手当たり次第に名刺交換をしていた。

ビールを飲みながら笑談している連中もいた。

(彼らは営業に来ているのか)

私も、要は、営業活動として来ているわけだから、批判できる立場ではない。

それにしても、この光景、おかしい。

(ここは異業種交流会か?)

こんなところで見境もなく知らない連中と名刺交換したところで、どんなビジネスチャンスあるのかと否定的だったが、いっしょに来ていた先輩からは「なぜ名刺交換しない!」と叱られる始末。

彼は、社に戻ると、社長に「国分はダメです」と報告していた。


さらば名刺 (1)



(2019-01-30)
search
月一メルマガ

TOP