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香る生活


(花粉症対策) ワセリンを鼻に塗っとけ!
ベタガードが急に売れている、感謝のガッテン (2019/04/04)

NKH 花粉症対策のワセリン
( 2019年4月3日放送『NHK ガッテン!』は、花粉症対策としてのワセリンが紹介された )



ベタガードが急に売れ出した!


ここ数日、ベタガードが、なぜか急激に売れている。

ありがたい話だが、初夏に向かうこの時期は、ベタガードの販売数は、通常、静かに落ちていく時期だけに怪奇現象である。

すると、スタッフより「『ガッテン!』で何かやったらしい」という情報がもたらされた。

新発想の花粉症対策SP(『NHK ガッテン!』2019年4月3日)

ははーん、これか。

さすがにNHKさんの破壊力は凄すぎる。

番組はワセリンがテーマ。ワセリン製品全体の末席に、かろうじてつながる程度のベタガードでさえ、急に売れ出すとは、ワセリン全体が盛り上がっているのだろう。


ワセリンとは?ベタガードとは?


ワセリンをご存じない読者もおられるだろう。簡単に紹介すると石油由来のベタベタ・ワックスのことだ。

非常に安全性が高く、案外スキンケアや医薬品の基材になる。

皮膚科用の医薬品の中では、もっとも人気がある基材と推測される。ただし、強烈にベタベタなので使いにくい。

そこでワセリンをベースに、精油などをちょっと加えた当社オリジナルのハンドクリームがベタガードである。

ワセリンを使いたいが、あのベタベタが嫌だと感じる人にオススメしている、当社のヒット作。


鼻の周囲にワセリン


安全でお手軽な花粉症対策として、「鼻の周りにワセリンを塗る」は、ワセリン派の人には常識。

ワセリン好きでなくても、一般に広く普及しているノウハウかと思いきや、4月3日『NHK ガッテン!』でこの方法が紹介されると、大きな反響があったらしい。

(「鼻にワセリン」は、常識でなかったか・・)

花粉症対策として、鼻の周囲にワセリンを塗ることは、ベタガードの利用方法でも繰り返し紹介しているが、もっと布教に励むべし

『NHK ガッテン!』では、「ワセリンを鼻の穴の中に塗る」が提案されている、なんでも英国では、それが常識らしい。

私は「鼻の周囲に塗る」(鼻穴周りと上唇ゾーン)を勧めてきたが、鼻の中も、かなりよい

(実際に、自分もやっている。私は鼻だけでなく、耳ケアとして耳の中にも塗ることアリ)

英国では、もう100年くらい前から、干し草によるアレルギーが社会問題となっていた。

これをヘイフィーバー(日本語では、干し草熱と訳される)と呼ぶ。

干し草には花粉はほとんど含まれない、草の粉や塵や埃がアレルギーのアレルゲンとなる、花粉症とは違うが、まあ、花粉症のようなもの。

英国は、ヘイフィーバーに長く苦しんできただけに、対策も優れた手法が残されているはずだが、「鼻ワセリン」は、英国国民保健サービス(NHS)も推奨するほど、よほどよい方法なのだろう。


鼻の中に塗っても大丈夫?


ワセリンは、口腔内や眼の軟膏などの基材にもなるだけあって、安全性はバツグンに高い。

だから、常識的な範囲での使用方法なら、まったく問題ない。


だけど、真実も伝えよう


ここまで、鼻ワセリン・鼻ベタガードがどれくらい凄い花粉症対策になるか力説してきたが、しかし、期待を裏切りようで申し訳ない。

事実もお伝えしよう。

一般に、グルメにしろ、健康法にしろ、テレビのバラエティ番組で大騒ぎされるものを、実際に自分が試すと・・?「こんなもん?」と冷めてしまう経験、ないだろうか。

(あるよね、行列のできるラーメン屋さんとか)

テレビが大騒ぎするほどの劇的効果は、残念ながら、だいたいない。

ワセリンを鼻の中に塗る、周囲に塗るは、実際に調査をした私からすれば、奇跡ほどの効果、感動的な体験は、おそらく、ないだろう。

なにごとも過剰な期待は、裏切られやすい。

(だけど、手軽に安全に、花粉症を "軽減" できるのだからと考えれば、感謝の気持ちも湧いてくるかも)

ぜひ、みなさまもお試しいただきたい、鼻ワセリン。

(ワセリンのご用命は、ぜひ、ベタガードで(祈))



(2019-04-06)
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