( 香水工場の )
香る生活
手作りマスク・スプレー
マスクのニオイ、なんとかならないか・・ (2020/04/22)
( 余っている精油でマスク・スプレーを試作中。ショウガやクロモジといった珍しい精油も試したが、一番強烈な香りはフランキセンス、これをマスク・スプレーにするとやや卒倒しそうなパワーだった )
コロナ騒動の真っ只中、ついに当社でも、社内では、すべてのスタッフがマスク姿になった。
マスク嫌いな私も、マスクをするようになった。
それで思ったことだが、案外、マスクって臭いなー
付けはじめのマスク特有のニオイ、そして、その後は自分の息で臭くなる。
(自分の息で臭くなる分は、自分の息だから耐えられるけど)
世の中では、マスク用スプレーも販売されているから需要があるのだおる。
幸い、当社には多種多様の精油がある。
そこで「手作りマスク・スプレーはどうか?」という話になり、社内ミーティング時に、ちょちょいと試した作業が上の写真。
【処方】
・エタノール 90%
・精油 10%
通常、化粧品に配合する精油の濃度は、最高でも 1% くらいに落とす。
アロマテラピーの場合、マッサージに使う精油も、私なら、やはり 1% くらいにキャリアオイルで薄めると思う。
精油はパワフルなので、直接肌につける場合は、それくらい薄くないと心配だ。
しかし、マスクスプレーは肌に直に付けるわけでないし、自分たちがテストで付けるのでドーンと「10%」にしてみた。
数人のスタッフで、各自が好きな精油をブレンドする。
私は「だいだい」と「ラベンダー」をチョイス。
だいだいは、柑橘の一種で、甘さ控えめなスッキリ感がいい。やや甘味を伴うラベンダーとうまく合うのではと思った。
マスクにスプレーすると、あああ~、エタノールが目に染みるるるーという感じだった。
が、しばらくするとエタノールは落ち着いたが、今度は、だいだいとラベンダーの香りが、どーっと鼻の中に。
香りに酔ってしまいそうな気配。
10% は強すぎなのかな?しかし、マスクのニオイは、綺麗サッパリなくなっている。
完全にクリーンな空気になった印象。うーん、なかなかよい。
このブログでも何度か書いたかもしれない、中世ヨーロッパで 3割もの人を死に至らしめた黒死病(ペスト)の流行時、ラベンダー畑や精油工場で働く者は感染しにくかったという逸話がある。
仮にそれが事実だとしたら、理由は言うまでもない、ラベンダーなどの精油の抗菌・抗ウイルス効果だろう。
精油は、おおむね、殺菌効果がある。
菌や細菌、つまり微生物に対して生命活動を抑制する効果があるのだ。そのメカニズムは、おそらく細胞膜に対する生理作用。
ところが、ウイルスは、細菌とは違って細胞膜を持っておらず生物ではない。が、自己増殖など生命活動を行う無機物という、なんともわかりにくい立ち位置。
抗ウイルス効果を発揮する精油のメカニズムはよくわからないが、増殖作用を抑制するなど、実験や経験則的に、抗ウイルス作用があるとされる。
現在、流行中のコロナ・ウイルスへの効果も期待できると信じたい。
さらに言えば、精油の香りは、なぜか、人の免疫力を高めると言われる。
うーん、これもメカニズムがよくわからないが、まあいいじゃないか、この際、信じたい。
( 「くちばしマスク」「ペストマスク」、くちばしの先には?
National Geographic『ペスト医師、奇妙な「くちばしマスク」の理由』 )
上の図は、中世ヨーロッパでペストが流行した当時の医者の出立ちらしい。
顕微鏡がない時代、細菌やウイルスの存在を知らない人々が経験則的に作り上げた「防護服」。
このくちばしの先にはローズマリーなどのハーブや香料が詰められていた。
これもハーブに含まれる精油に抗菌・抗ウイルス作用があることを経験則的に知ってのことに違いない。
手作りマスク・スプレーですっかり味をしめた私は、これをノベルティとしてみなさんにも使ってもらいたいと考えている。
使う精油は、やはり、ラベンダー精油をメインとしたブレンドになると思う。
スプレー容器が、現在なかなか入手しにくい。なので、スプレーでなく一滴ごとにドロップする容器での製品化になると思う。
マスクに数滴を落とす程度てスッキリ感が得られるなら、製品化は問題ない、今後数日でテストしたい。
もしドラップ容器での製品化だと「マスク・ドロップ」みなたいな名称になるのかな?
いずれにしても制作できるなら、制作してお配りしたい、5月末くらいか?
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・販売ページ:(数量限定) マスクデュー5mLボトル
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[本記事](2020/04/22) 手作りマスク・スプレー
(2020-04-22)
( 余っている精油でマスク・スプレーを試作中。ショウガやクロモジといった珍しい精油も試したが、一番強烈な香りはフランキセンス、これをマスク・スプレーにするとやや卒倒しそうなパワーだった )
マスクのニオイ対策
コロナ騒動の真っ只中、ついに当社でも、社内では、すべてのスタッフがマスク姿になった。
マスク嫌いな私も、マスクをするようになった。
それで思ったことだが、案外、マスクって臭いなー
付けはじめのマスク特有のニオイ、そして、その後は自分の息で臭くなる。
(自分の息で臭くなる分は、自分の息だから耐えられるけど)
世の中では、マスク用スプレーも販売されているから需要があるのだおる。
幸い、当社には多種多様の精油がある。
そこで「手作りマスク・スプレーはどうか?」という話になり、社内ミーティング時に、ちょちょいと試した作業が上の写真。
試作マスク・スプレーの処方
【処方】
・エタノール 90%
・精油 10%
通常、化粧品に配合する精油の濃度は、最高でも 1% くらいに落とす。
アロマテラピーの場合、マッサージに使う精油も、私なら、やはり 1% くらいにキャリアオイルで薄めると思う。
精油はパワフルなので、直接肌につける場合は、それくらい薄くないと心配だ。
しかし、マスクスプレーは肌に直に付けるわけでないし、自分たちがテストで付けるのでドーンと「10%」にしてみた。
数人のスタッフで、各自が好きな精油をブレンドする。
私は「だいだい」と「ラベンダー」をチョイス。
だいだいは、柑橘の一種で、甘さ控えめなスッキリ感がいい。やや甘味を伴うラベンダーとうまく合うのではと思った。
自分のマスクにスプレーしたら・・
マスクにスプレーすると、あああ~、エタノールが目に染みるるるーという感じだった。
が、しばらくするとエタノールは落ち着いたが、今度は、だいだいとラベンダーの香りが、どーっと鼻の中に。
香りに酔ってしまいそうな気配。
10% は強すぎなのかな?しかし、マスクのニオイは、綺麗サッパリなくなっている。
完全にクリーンな空気になった印象。うーん、なかなかよい。
抗ウイルス作用がある精油
このブログでも何度か書いたかもしれない、中世ヨーロッパで 3割もの人を死に至らしめた黒死病(ペスト)の流行時、ラベンダー畑や精油工場で働く者は感染しにくかったという逸話がある。
仮にそれが事実だとしたら、理由は言うまでもない、ラベンダーなどの精油の抗菌・抗ウイルス効果だろう。
精油は、おおむね、殺菌効果がある。
菌や細菌、つまり微生物に対して生命活動を抑制する効果があるのだ。そのメカニズムは、おそらく細胞膜に対する生理作用。
ところが、ウイルスは、細菌とは違って細胞膜を持っておらず生物ではない。が、自己増殖など生命活動を行う無機物という、なんともわかりにくい立ち位置。
抗ウイルス効果を発揮する精油のメカニズムはよくわからないが、増殖作用を抑制するなど、実験や経験則的に、抗ウイルス作用があるとされる。
現在、流行中のコロナ・ウイルスへの効果も期待できると信じたい。
精油で免疫力アップ
さらに言えば、精油の香りは、なぜか、人の免疫力を高めると言われる。
うーん、これもメカニズムがよくわからないが、まあいいじゃないか、この際、信じたい。
中世の防護服に詰められた精油
( 「くちばしマスク」「ペストマスク」、くちばしの先には?
National Geographic『ペスト医師、奇妙な「くちばしマスク」の理由』 )
上の図は、中世ヨーロッパでペストが流行した当時の医者の出立ちらしい。
顕微鏡がない時代、細菌やウイルスの存在を知らない人々が経験則的に作り上げた「防護服」。
このくちばしの先にはローズマリーなどのハーブや香料が詰められていた。
これもハーブに含まれる精油に抗菌・抗ウイルス作用があることを経験則的に知ってのことに違いない。
ノベルティにできるか?
手作りマスク・スプレーですっかり味をしめた私は、これをノベルティとしてみなさんにも使ってもらいたいと考えている。
使う精油は、やはり、ラベンダー精油をメインとしたブレンドになると思う。
スプレー容器が、現在なかなか入手しにくい。なので、スプレーでなく一滴ごとにドロップする容器での製品化になると思う。
マスクに数滴を落とす程度てスッキリ感が得られるなら、製品化は問題ない、今後数日でテストしたい。
もしドラップ容器での製品化だと「マスク・ドロップ」みなたいな名称になるのかな?
いずれにしても制作できるなら、制作してお配りしたい、5月末くらいか?
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(2020-04-22)
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