( 香水工場の )
香る生活
アルコール配送、香水通販に暗雲?
今後もこのビジネス、やっていけるのか心配だ (2020/06/24)
( 実は、アルコール消毒液を宅急便で送ることはできない ※写真は「日経クロストレンド」2019年11月08日からリンク。リンク先と当記事は無関係 )
そういう統計データがあるわけではないが、このコロナ騒動で誰しも実感していることでしょう。
今、ヤマトさんは忙しい。
リモートワークで物流そのものが急増している上に、さらにマスクやアルコール消毒液などコロナ対策用品の配送が急増している。
マスクはまだ軽いし、ドラッグストアでの販売が回復し通販需要も減少したが、アルコール消毒液は相変わらず輸送需要が高い。
しかも重い。
震災時の水(ペットボトル)より楽とは言え、エレベーターがないビルや上り下りがあるお宅への配送はきついようだ。
ヤマト「宅急便」には、アルコール消毒液に関して配送規定があって、「アルコール濃度60%以上は配送不可」である。
「アルコール濃度が不明だったら?」とツッコミを入れたくなるが、「アルコール濃度不明もダメ」と明記されている。
「航空機に搭載できない」というレベルでなく、荷受け自体をしてくれない。
実際は、いろいろあるだろうが、いちおう規則ではそうなっている。
日本のアルコール消毒液は、通常、濃度70% - 80%、つまり、アルコール消毒液は、ほぼ配送できないのだ。
アルコール消毒液以外には、刀剣や火薬、ペット、遺骨なども送れない。
いや、当たり前ですよね。
でもね、拳銃を送る人もいるようなので、世の中は広い。
禁止物はいろいろあるが、宅急便の中身は、いちいち確認されるわけではないので、実際は何が運ばれているか、よくわからない、というのが実情だろう。
アルコール消毒液は送れないが、なんと香水は送ることができる!
でなければ当社は、とっくに倒産の憂き目にあっている。
ただ、香水は航空機に搭載できない、よって、沖縄への配送は、陸送・船便となるが、送るには送れるのだ、助かった。
ちなみに、郵便局では、香水も禁止項目にされており、当社がゆうパックを使えない一つの理由になっている。
私が知る範囲では、郵便局も2009年くらいまでは、アルコールも香水も荷受けしてくれていた。
それで、中国や韓国、台湾などにもEMSで輸出していたのだ。
当時は、Fedex、DHL、UPS・・みんな香水の輸送を許していた。
(当社は、以前は、案外、インタナショナルに活動していたのだ)
今では、海外輸出から撤退している。
アルコール輸送が厳しくなったのは、明らかにあの事件からだった。
2006年の「ロンドン旅客機テロ」。
未遂事件なので、テロは起きなかったが、かなり大掛かりなテロで、最悪10機のジャンボジェットが爆破され、4,000人規模の死者が見込まれた。
当時、私はニュースで知り、「へえー、そんな事件がねー」とのんきに眺めていた。
まさか、それが「風が吹けば桶屋が儲かる」式に当社ビジネスを直撃するとは、かすかにも感じなかった。
このテロ計画で使われたのが「液体爆弾」。
この事件以降、あっという間に世界中の航空機で液体持ち込みが不可となった。
そして、時間をかけ、航空機への液体持込み禁止から、可燃性液体の輸送禁止、アルコールの輸送禁止と続き、航空機から船舶も荷受け禁止へ続いた。
そして、現在に至り、宅配業者のアルコール消毒液禁止へとレベルアップが続いてきた感じだ。
ヤマトは「アルコール消毒液」を禁止したが、「化粧品・香水」の輸送は受け入れてくれる。
しかし、今後どうなるか、わからない。
当社は通販だけなので、万一、ヤマトが受け入れをストップしたら・・ジ・エンド、みなさまとお別れ、「サヨナラ」を言うことになるかもしれない。
不安である、心配のあまり、朝夕の祈りを欠かさない日々が続いている。
・・ところで、みなさんは今回の一連のコロナ騒動を、どのように表現していますか?
私は、なんとなく「コロナ騒動」。マスコミは「コロナ禍」という人が多いようだ。
「コロナ禍」?・・はじめて見たとき「なんと読むのだろう」と思いましたね。
「コロナか」?
それで、ネット検索したら、「コロナ渦(うず)」? とか「コロナ鍋(なべ)」? とか読む人の話が出ていて、吹いちゃいました。
(2020-06-24)
( 実は、アルコール消毒液を宅急便で送ることはできない ※写真は「日経クロストレンド」2019年11月08日からリンク。リンク先と当記事は無関係 )
急増するアルコール消毒液の輸送
そういう統計データがあるわけではないが、このコロナ騒動で誰しも実感していることでしょう。
今、ヤマトさんは忙しい。
リモートワークで物流そのものが急増している上に、さらにマスクやアルコール消毒液などコロナ対策用品の配送が急増している。
マスクはまだ軽いし、ドラッグストアでの販売が回復し通販需要も減少したが、アルコール消毒液は相変わらず輸送需要が高い。
しかも重い。
震災時の水(ペットボトル)より楽とは言え、エレベーターがないビルや上り下りがあるお宅への配送はきついようだ。
実は、宅急便で送れないアルコール消毒液
ヤマト「宅急便」には、アルコール消毒液に関して配送規定があって、「アルコール濃度60%以上は配送不可」である。
「アルコール濃度が不明だったら?」とツッコミを入れたくなるが、「アルコール濃度不明もダメ」と明記されている。
「航空機に搭載できない」というレベルでなく、荷受け自体をしてくれない。
実際は、いろいろあるだろうが、いちおう規則ではそうなっている。
日本のアルコール消毒液は、通常、濃度70% - 80%、つまり、アルコール消毒液は、ほぼ配送できないのだ。
宅急便で送れないモノ
アルコール消毒液以外には、刀剣や火薬、ペット、遺骨なども送れない。
いや、当たり前ですよね。
でもね、拳銃を送る人もいるようなので、世の中は広い。
禁止物はいろいろあるが、宅急便の中身は、いちいち確認されるわけではないので、実際は何が運ばれているか、よくわからない、というのが実情だろう。
香水は送れるのだ!
アルコール消毒液は送れないが、なんと香水は送ることができる!
でなければ当社は、とっくに倒産の憂き目にあっている。
ただ、香水は航空機に搭載できない、よって、沖縄への配送は、陸送・船便となるが、送るには送れるのだ、助かった。
ちなみに、郵便局では、香水も禁止項目にされており、当社がゆうパックを使えない一つの理由になっている。
昔はおおらかだった
私が知る範囲では、郵便局も2009年くらいまでは、アルコールも香水も荷受けしてくれていた。
それで、中国や韓国、台湾などにもEMSで輸出していたのだ。
当時は、Fedex、DHL、UPS・・みんな香水の輸送を許していた。
(当社は、以前は、案外、インタナショナルに活動していたのだ)
今では、海外輸出から撤退している。
ロンドン旅客機テロ事件から
アルコール輸送が厳しくなったのは、明らかにあの事件からだった。
2006年の「ロンドン旅客機テロ」。
未遂事件なので、テロは起きなかったが、かなり大掛かりなテロで、最悪10機のジャンボジェットが爆破され、4,000人規模の死者が見込まれた。
当時、私はニュースで知り、「へえー、そんな事件がねー」とのんきに眺めていた。
まさか、それが「風が吹けば桶屋が儲かる」式に当社ビジネスを直撃するとは、かすかにも感じなかった。
このテロ計画で使われたのが「液体爆弾」。
この事件以降、あっという間に世界中の航空機で液体持ち込みが不可となった。
そして、時間をかけ、航空機への液体持込み禁止から、可燃性液体の輸送禁止、アルコールの輸送禁止と続き、航空機から船舶も荷受け禁止へ続いた。
そして、現在に至り、宅配業者のアルコール消毒液禁止へとレベルアップが続いてきた感じだ。
やがて香水も?
ヤマトは「アルコール消毒液」を禁止したが、「化粧品・香水」の輸送は受け入れてくれる。
しかし、今後どうなるか、わからない。
当社は通販だけなので、万一、ヤマトが受け入れをストップしたら・・ジ・エンド、みなさまとお別れ、「サヨナラ」を言うことになるかもしれない。
不安である、心配のあまり、朝夕の祈りを欠かさない日々が続いている。
・・ところで、みなさんは今回の一連のコロナ騒動を、どのように表現していますか?
私は、なんとなく「コロナ騒動」。マスコミは「コロナ禍」という人が多いようだ。
「コロナ禍」?・・はじめて見たとき「なんと読むのだろう」と思いましたね。
「コロナか」?
それで、ネット検索したら、「コロナ渦(うず)」? とか「コロナ鍋(なべ)」? とか読む人の話が出ていて、吹いちゃいました。
(2020-06-24)
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