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( 香水工場の )

香る生活


ボンセント・ヘアオイル(成分&使い方)
ナチュラルな穏やかな香り (2020/08/30)


( 滑舌が今ひとつな国分がお届け.. [動画:4分54秒] )

金木犀キャンペーンのプレゼント「Bon Scent」


今年の金木犀キャンペーンプレゼントはヘアオイル「ボンセント」。

先日のヘアオイル、ボンセント ( Bon Scent )の続編


特徴1:ほぼ植物オイル


メイン成分は、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル。

これにオリーブオイル、ホホバ、アルガンオイルなどをブレンドした。

カプリル酸やカプリン酸とは、ココナッツから採れる脂肪酸で、近年では「MCT = 中鎖脂肪酸」として話題性がある。

中鎖とは、分子構造の話だが、分子サイズが、やや小ぶりということ。

食べると、消化しやすく、エネルギーになりやすく、ダイエットに効くなどと喧伝されている。

とはいえ、今回商品化しているボンセントは、食べ物や飲み物ではない、飲まないでほしい(念のため)。

日清オイリオさんが、数年前から、MCTオイルをプロモートしているので、注目度が上がってきているようだ。

コスメ業界では、MCT は、以前から "クセが少なく使いやすいコスメ原料" としてよく使われている。

(長鎖脂肪酸より中鎖がいいのなら、短鎖はもっといいのでは?・・さすがに読者のみなさんは賢い、たとえば、お酢は短鎖脂肪酸の一つ、なるほど、よさそう)



特徴2:香り


ボンセント(Bon Scent)は、よい香りという意味。

香り付けは、ローズマリー、ラベンダー、オレンジ、ユズの精油で行った。

天然精油なので、香水のようにメリハリがある香り立ちではないが、付けたとき、幸せが瞬間的に舞い降りる。


特徴3:あえてノン・シリコン


特徴の3番目は、シリコン無配合。

シリコンは、髪の毛をサラサラにする効果の点では最強だ。

シャンプー、リンス、トリートメント・・これらで、シリコン無配合という製品は多くない。

数年前、ノン・シリコンのヘアケアが流行した。

しかし、髪の毛をサラサラにする成分って、シリコンに勝るものはない。大ブランドさんは、このブームで、どう動くかな、と見守っていたが、まったく動じなかった。

沈黙を守り、粛々とそれまでのシリコン入り製品を曲げることなく販売し続けた。それだけ、様々な点でシリコンは支持されているということだろう。

ボンセントは、シリコンを配合していないので、配合製品と比較すると、ベタベタ感は避けがたい。

しかし、シリコンを配合しないと髪の毛や地肌にシリコン皮膜ができないので、植物オイルは吸収されやすく、髪の毛にはツヤ・コシが増す。地肌を守る効果は言うまでもない。

そういう部分はメリットである。


使い方


・タオルドライした髪の毛に適量をなじませてからドイヤーで乾かす
・シャンプーの前に頭皮に塗布してマッサージ後、いつも通りにシャンプー
・乾いた髪の毛のスタイリング剤として
・スキンケアとして全身に



オイルの廃棄方法


・使い切れず不要になった場合、オイルは新聞紙などにたらして、燃えるゴミとしてお出し下さい


成分


トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ブドウ種子油、ホホバ種子油、スクワラン、オリーブ果実油、アルガニアスピノサ核油、ラベンダー油、オレンジ果皮油、ローズマリー葉油、ユズ果実油、トコフェロール


(2020-08-30)
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