( 香水工場の )
香る生活
香りで穏やかに眠りたい
「ぐっすり寝香水」その2・・睡眠のすごい話 (2022/04/23)
( ただ横になっているだけでない、カラダのキズを癒やす大切な時間帯 [イラスト] littleprince)
みなさんは毎日よく眠れますか?
私は寝付きがよく不眠症の経験はありません。
昔は不眠症と聞くと「24時間活動できてうらやましい」と無邪気に憧れたりもしましたが、大きな誤解でした。
その苦しさは体験しないとわからないようです。
また、眠っている間、体内ではいろいろなカラダの修復作業が行われているので「カラダと心の防衛」という点で、ただ横になっているだけに見える睡眠ですが、眠りは見た目以上にかなり重要と心するようになりました。
眠っている間、体内では細胞や臓器の修復作業が活発に進行中です。
たとえば、こんなことが・・
・昼間、紫外線や排ガスなどの刺激物質やストレスに曝され傷ついた体内細胞やそのDNAなどの修復作業や再生作業
・体内に侵入した異物や微生物の駆除作業
眠っている間に細胞再生を促すホルモン(成長ホルモンなど)の分泌が高くなることはよく知られた体内メカニズムですが、それはカラダ修復作業の一例です。
体内では、毎日、比較的簡単にガン細胞が発生していますが、通常は適切に処理され、ガンの進行は阻止されます。
ガン化した細胞の処理も睡眠との関係が深く、この時間帯により活発に行われているのではなかろうかと思います。
(自分で研究し実証したわけでなく、人様の記事や自分自身の経験からそう感じているレベルですが。たとえば、夜間一時的に体温が急上昇する場合がありますが、これは免疫活動が活発化している状態で進入した細菌やガン細胞の駆除作業ではなかろうか、と素人考察としています)
睡眠中の脳内では、その日に体験した新しい経験・発見の情報を整理し、並べ替えたりカテゴリー分けしたり、また同時に脳内の古い情報の取捨選択が行われているらしい。
新しいスキルを修得するための行動や思考のプログラミング作業が行われているとか。
ナゾ多き人の夢は、それらプログラミング編集課程の一端ではないかとする説もあります。
これらの作業の繰り返しの結果、脳内では神経細胞の樹状突起が成長して神経細胞同士のシナプスが形成され高度なスキルを獲得する・・という説は比較的一般に信じられています。
つまり、何か上手くなりたい、スキルを磨きたいなら、よく学び、よくトレーニングすると同時に、質の高い十分な睡眠が大切ということ。
このように考えると、睡眠は「休む」というイメージよりはるかに「アクティブで活動的で活発な状態」。
そんな大切な睡眠なのに、他方では日常生活の24時間化は相変わらず進行中です。
私たちの睡眠時間はますます短く、そして不眠を訴える人の割合も増加中です。
そのため病院で処方される「睡眠薬」、処方箋なしで買える「睡眠改善薬」には安定した需要があります。
安眠グッズも人気です・・「安眠枕」「安眠抱き枕」に「安眠体操」、「安眠音楽」に「安眠CD」、「安眠マスク」「安眠パジャマ」。
そして「安眠オイル」「安眠香水」「安眠フレグランス」・・今時のご時世は安眠グッズ全盛ですね。
自分自身がいろいろ試したわけでないのでここでズバリ「この一品」をご紹介できないのは残念ですが、生理的に考えれば、やはり「睡眠薬」や「睡眠改善薬」は効果が高そうですね。
しかし、薬物依存などのリスクもあり、健康な人間が毎日お薬・・・というわけにはいきません。
そこで安眠のための自分なりの工夫をされている方も少なくないのではないでしょうか。
私の場合、昼間肉体労働をたっぷりやるとモリモリと眠れます。
揺さぶっても目を覚まさない程です。
肉体的な疲労は私にとって効果的な睡眠薬です。
みなさんにとっての睡眠薬はなんでしょうか?
「香り」という方もおられるのでは?
当社にお寄せいただくお客さまのVOICEの中には「よい香りでよく眠れる!」という方の多さには驚くものがあります。
こんな感じです・・・
などのようなご意見が今まで寄せられてきました。
最初のうちは「おお、香水をそういうふうに使うのか!」「そんなに効くのか!」などと驚きましたが、事例が多いので驚きはなくなりました。
(「そうでしょう~」と内心にっこり)
最近は、逆に香水を「寝香水としてもいいかも?」と案内することもあり。
「リラックスする香りは、深い眠りを誘う」・・私たちは経験的に知っています。
これを実験で実証される研究者の方々もおられ「香りと眠りの深い関係」は、どうやら科学的にも認められる事実のようです。
しかも、香りによる睡眠導入は、医薬品よりも穏やかで安全な方法ではないでしょうか。
しかし、香りで不眠症が直るといった奇跡は起きないので、その点は、限界もおのずと明快です。
不眠症レベルになれば、やはり専門医のアドバイスを受けられることがよいと信じます。
ヨーロッパでは寝付きの悪い子供には、子供部屋にカモミールなどのエッセンシャル・オイルを焚くご家庭もあると聞きます。
鎮静系の精油、たとえば、ラベンダーやゼラニウム、パチュリなどを水で希釈して枕カバーなどにスプレーするという例も多く聞きます。
あるいは、お香のフランキンセンスや白檀を焚く例なども聞きます。
こちらは高価ですし、手間暇かかる上に、火災のリスクもありますので、伝え聞くところではありますが、実際に多いとは思えません。
しかし、やっている方は欧米・アジア・日本ともにおられます。
あと香水を寝香水として使う事例は日本で拡がりをみせている印象です。
香水は「ファッションとしての香水」以外に「自分がリラックスするための香り」「安眠に役立つ香り」という使い方があってもいいのかもしれません。
当社には「香りで安眠」をコンセプトにした『スリーピングミスト』があります。
「バレリアン」「ローズ」「ラベンダサンタル」「カモミール」「オレンジ」の5種類。
ピローミスト的な使い方を想定しています。
(このうち「バレリアン」は本当にゲロゲロの香りで99%の方が「なぜ?」と感じるものの、1%の方はよく眠れるそうです)
これらは、もう15年も前にリリースしたものです。
(案外、長く続いているな~)
しかし、この15年で世の中、だいぶん変化しましたので、今年製品を見直してリニューアルを予定しています。
「新スリーピングミスト」の商品開発の課程は、このブログでもおいおい報告したいですね。
お客様コメント:
2022/05/05 (Thu) 23:53:42
・題名
楽しみ
・コメント
新スリーピングミスト、楽しみにしております。
25ml・50ml もあたら良いなと思っております!
・・・
sze
2022/04/25 (Mon) 22:46:03
・題名
楽しみです
・コメント
スリーピングミストのリニューアル楽しみです!
「ラベンダサンタル」が気になっていたのですが、サイズ的にもお値段的にも敷居が高くチャレンジできずにいました。
リニューアルの際にはミニボトルは無理でもキューブボトルで香りのお試しができたらいいなと思います。
・・・
りんご
(2022-04-23)
( ただ横になっているだけでない、カラダのキズを癒やす大切な時間帯 [イラスト] littleprince)
睡眠は、ただ休んでいるだけではない
みなさんは毎日よく眠れますか?
私は寝付きがよく不眠症の経験はありません。
昔は不眠症と聞くと「24時間活動できてうらやましい」と無邪気に憧れたりもしましたが、大きな誤解でした。
その苦しさは体験しないとわからないようです。
また、眠っている間、体内ではいろいろなカラダの修復作業が行われているので「カラダと心の防衛」という点で、ただ横になっているだけに見える睡眠ですが、眠りは見た目以上にかなり重要と心するようになりました。
カラダの修復作業
眠っている間、体内では細胞や臓器の修復作業が活発に進行中です。
たとえば、こんなことが・・
・昼間、紫外線や排ガスなどの刺激物質やストレスに曝され傷ついた体内細胞やそのDNAなどの修復作業や再生作業
・体内に侵入した異物や微生物の駆除作業
眠っている間に細胞再生を促すホルモン(成長ホルモンなど)の分泌が高くなることはよく知られた体内メカニズムですが、それはカラダ修復作業の一例です。
ガン細胞の駆除
体内では、毎日、比較的簡単にガン細胞が発生していますが、通常は適切に処理され、ガンの進行は阻止されます。
ガン化した細胞の処理も睡眠との関係が深く、この時間帯により活発に行われているのではなかろうかと思います。
(自分で研究し実証したわけでなく、人様の記事や自分自身の経験からそう感じているレベルですが。たとえば、夜間一時的に体温が急上昇する場合がありますが、これは免疫活動が活発化している状態で進入した細菌やガン細胞の駆除作業ではなかろうか、と素人考察としています)
記憶の整理
睡眠中の脳内では、その日に体験した新しい経験・発見の情報を整理し、並べ替えたりカテゴリー分けしたり、また同時に脳内の古い情報の取捨選択が行われているらしい。
新しいスキルを修得するための行動や思考のプログラミング作業が行われているとか。
ナゾ多き人の夢は、それらプログラミング編集課程の一端ではないかとする説もあります。
神経細胞の成長とスキル獲得
これらの作業の繰り返しの結果、脳内では神経細胞の樹状突起が成長して神経細胞同士のシナプスが形成され高度なスキルを獲得する・・という説は比較的一般に信じられています。
つまり、何か上手くなりたい、スキルを磨きたいなら、よく学び、よくトレーニングすると同時に、質の高い十分な睡眠が大切ということ。
睡眠 = 活発な活動時間帯
このように考えると、睡眠は「休む」というイメージよりはるかに「アクティブで活動的で活発な状態」。
そんな大切な睡眠なのに、他方では日常生活の24時間化は相変わらず進行中です。
私たちの睡眠時間はますます短く、そして不眠を訴える人の割合も増加中です。
睡眠のお薬と安眠グッズ
そのため病院で処方される「睡眠薬」、処方箋なしで買える「睡眠改善薬」には安定した需要があります。
安眠グッズも人気です・・「安眠枕」「安眠抱き枕」に「安眠体操」、「安眠音楽」に「安眠CD」、「安眠マスク」「安眠パジャマ」。
そして「安眠オイル」「安眠香水」「安眠フレグランス」・・今時のご時世は安眠グッズ全盛ですね。
慢性的に薬に頼りたくない
自分自身がいろいろ試したわけでないのでここでズバリ「この一品」をご紹介できないのは残念ですが、生理的に考えれば、やはり「睡眠薬」や「睡眠改善薬」は効果が高そうですね。
しかし、薬物依存などのリスクもあり、健康な人間が毎日お薬・・・というわけにはいきません。
そこで安眠のための自分なりの工夫をされている方も少なくないのではないでしょうか。
自分にとっての最高の睡眠薬は?・・
私の場合、昼間肉体労働をたっぷりやるとモリモリと眠れます。
揺さぶっても目を覚まさない程です。
肉体的な疲労は私にとって効果的な睡眠薬です。
みなさんにとっての睡眠薬はなんでしょうか?
「香り」という方もおられるのでは?
睡眠と香りと寝香水
当社にお寄せいただくお客さまのVOICEの中には「よい香りでよく眠れる!」という方の多さには驚くものがあります。
こんな感じです・・・
「あっという間にグッスリ」
「深く眠れます」
「気持ちよい目覚めです」
などのようなご意見が今まで寄せられてきました。
最初のうちは「おお、香水をそういうふうに使うのか!」「そんなに効くのか!」などと驚きましたが、事例が多いので驚きはなくなりました。
(「そうでしょう~」と内心にっこり)
最近は、逆に香水を「寝香水としてもいいかも?」と案内することもあり。
香りと眠り・・安全な睡眠導入
「リラックスする香りは、深い眠りを誘う」・・私たちは経験的に知っています。
これを実験で実証される研究者の方々もおられ「香りと眠りの深い関係」は、どうやら科学的にも認められる事実のようです。
しかも、香りによる睡眠導入は、医薬品よりも穏やかで安全な方法ではないでしょうか。
しかし、香りで不眠症が直るといった奇跡は起きないので、その点は、限界もおのずと明快です。
不眠症レベルになれば、やはり専門医のアドバイスを受けられることがよいと信じます。
香りによる睡眠導入の事例
ヨーロッパでは寝付きの悪い子供には、子供部屋にカモミールなどのエッセンシャル・オイルを焚くご家庭もあると聞きます。
鎮静系の精油、たとえば、ラベンダーやゼラニウム、パチュリなどを水で希釈して枕カバーなどにスプレーするという例も多く聞きます。
あるいは、お香のフランキンセンスや白檀を焚く例なども聞きます。
こちらは高価ですし、手間暇かかる上に、火災のリスクもありますので、伝え聞くところではありますが、実際に多いとは思えません。
しかし、やっている方は欧米・アジア・日本ともにおられます。
あと香水を寝香水として使う事例は日本で拡がりをみせている印象です。
香水は「ファッションとしての香水」以外に「自分がリラックスするための香り」「安眠に役立つ香り」という使い方があってもいいのかもしれません。
武蔵野ワークスのスリーピングミスト
当社には「香りで安眠」をコンセプトにした『スリーピングミスト』があります。
「バレリアン」「ローズ」「ラベンダサンタル」「カモミール」「オレンジ」の5種類。
ピローミスト的な使い方を想定しています。
(このうち「バレリアン」は本当にゲロゲロの香りで99%の方が「なぜ?」と感じるものの、1%の方はよく眠れるそうです)
これらは、もう15年も前にリリースしたものです。
(案外、長く続いているな~)
しかし、この15年で世の中、だいぶん変化しましたので、今年製品を見直してリニューアルを予定しています。
「新スリーピングミスト」の商品開発の課程は、このブログでもおいおい報告したいですね。
お客様コメント:
2022/05/05 (Thu) 23:53:42
・題名
楽しみ
・コメント
新スリーピングミスト、楽しみにしております。
25ml・50ml もあたら良いなと思っております!
・・・
sze
2022/04/25 (Mon) 22:46:03
・題名
楽しみです
・コメント
スリーピングミストのリニューアル楽しみです!
「ラベンダサンタル」が気になっていたのですが、サイズ的にもお値段的にも敷居が高くチャレンジできずにいました。
リニューアルの際にはミニボトルは無理でもキューブボトルで香りのお試しができたらいいなと思います。
・・・
りんご
(2022-04-23)
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