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( 香水工場の )

香る生活


クレジットカード不正利用事件、当社の事例
(2023/01/19)

たくさんのクレカ( 増えすぎたカードもリスクポイント、毎月の請求内容をきちんと見る習慣も重要なようです )


当社の体験談


クレジットカードの不正利用が増えていることは報道などで知っていましたが、当社みたいな小さなショップにも犯罪の手が及ぶとは、かなり広範囲に拡がっている印象です。

当社の被害例はこうです。

はじめてのお客様から数万円のご注文がありました。

クレジット決済は完了しており通常通り処理され商品は発送されました。

ところが、後日クレジットカードの本当の所有者からカード会社に対して「身に覚えがない買物」との連絡があり、ここではじめて事件が発覚しました。

カード会社は調査の結果「不正利用」と断定し、その方への引き落としは無事回避されました。

しかし、商品を発送した当社は代金回収が不可能となりました。

商品の配送先はわかっていますが、そこはおおむね事情を知らない受け子のアルバイトさんの居住場所で、商品は即刻転送されていることが普通。

商品を取り返すことはなかなか厳しいと思われます。

まったく似た詐欺事件で、受け子から転送先を聞き出して犯罪者を追い詰めるというテレビ局の報道番組を見たことがありますが、捜査権限がないマスコミでは深く追えませんでしたし、深く追いすぎれば記者さんにも危険が伴います。


カード番号はどこで盗まれる?・・


今回の事件では当社も不幸でしたが、カード番号を盗まれた方も不幸です。

カード情報の漏洩と不正利用が判明したわけで、その時点でカード会社によってそのカードは利用不可とされますので。

カード番号はどこで盗まれるのでしょうか?

検索すれば様々な事例がたくさんでてきますが、カード会社や総務省による注意喚起は、やはり「フィッシング詐欺」が一番多く、そして気合いが入っているように感じられます。

私のメールアドレスにも毎日、フィッシング詐欺メールが来ます。

(本当にうっとしい~)

AmazonやJRなど誰もが知っている大企業を名乗り「誰かが、あなたのアカウントにログインしようとしています」とか「お客様のお支払い方法が承認されません」といった題名の怪しいメールです。

下記は私が受け取ったフィッシング詐欺メールの題名の一例です:

・【エポスカ-ド】カ-ド利用を制限させていただきました
・【オリコカ一ド】アカウント一時停止のお知らせ
・【VIEWビューカード】アカウントがロックされました
・【えきねっと】会員資格停止のお知らせ
・【メルカリ】予防措置としてアカウントをロックしました
・【セゾンカード】24時間以内に以下の個人情報改善認証を行う必要があります

ここ数年で激増した印象です。


フィッシング詐欺サイトをテスト


先日、ネット犯罪対策用の専用PCからAmazonを名乗る詐欺メールのURLをクリックしてテストしてみました。

完全にAmazonサイトを思わせる画面となり、そこで個人情報やカード情報の入力を求められました。

( フィッシング詐欺の画面の一例・・誰が見てもAmazonの画面に見えるので危険。画面の「キャンセル」ボタンは効かず獲物を逃がさない周到さ、悪質である )

もし間違って入力すれば・・どうなるでしょう?

入力すれば情報を抜かれ、その後、すぐに正規のAmazon社の画面に転送させられるでしょう。

そうすると今後は本当のAmazon画面ですので、疑いようがないです。

そうして多くの人は今し方、自分のカード情報が抜かれたことさえも気づかないままです。

今回、私は「相手は詐欺サイト」と心してアクセスしたので、ウソのID&パスワードを入力しただけで、盗まれたものはありません(IPアドレスやOSやブラウザ情報などは抜かれました)が、ぼーとしているときなど、やられそうです。

本当に危ない・・





(2023-01-19)
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