( 香水工場の )
香る生活
『和精油』vs『日本産精油』
(2023/04/10)
( アロマテラピー的な香り製品・・ )
先日お伝えした和精油プロジェクトの続編です。
まずはコトバの整理から。前回は「和精油」というコトバを使用した。
和精油はいろいろな人が使っているコトバだが、使う人によって意味が違う場合がある。
業界内ではコンセンサスある定義がまだない。
和精油は、個人的なイメージでは「日本で育った植物の精油」なのだが、中には「日本原産の植物」、つまり「日本固有種の植物」に限定した意味で使っている人もいる。
たとえば、ラベンダーの場合だとこうなる。
ラベンダーの原産地は地中海沿岸とされるので日本で栽培され生産されたラベンダー精油であっても和精油ではなくなる。
なので今後このプロジェクトに関しては「和精油」というコトバの代わりに「日本産精油」というコトバを使用します。
(「国産精油」でもいいけど)
意味は日本国内で育った植物から採取され精油の意味。
では、日本産精油にはどんなものがあるだろうか?・・を見ていきたい。
前回の記事で紹介したフレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』のリスト(page 90)から拝借すると下記の通り。
【樹木系】
・クスノキ
・クロモジ
・サワラ
・コウヤマキ
・スギ
・トドマツ
・ニオイコブシ
・ヒバ
・ホウショウ
・アカマツ
【シトラス系】
・カボス
・シークヮーサー
・ダイダイ
・ナツミカン
・ユズ
【ハーブ系】
・ゲットウ
・ハッカ
・シソ
※ラベンダーやローズマリーなど海外でメジャーなハーブ類も日本国内で広範囲に栽培され一部精油も採取されているが、これらの流通量は非常に少なく化粧品会社、医薬品会社など多くの企業ではおおむね海外産が利用されるため、このリストには入れていない。
今回のプロジェクトではアロマテラピー的な製品の制作を目指している。
日本産精油の豊かな香りがカラダの体調を整えてくれるような製品がいいかな~と。
和田先生がおっしゃるには、アロマテラピーでは香りのチョイスも大事だけど、マッサージの仕方にもノウハウがある!とのこと。
『セルフマッサージ』というテーマの話も必要になりそう。
(2023-04-10)
( アロマテラピー的な香り製品・・ )
コトバの定義
先日お伝えした和精油プロジェクトの続編です。
まずはコトバの整理から。前回は「和精油」というコトバを使用した。
和精油はいろいろな人が使っているコトバだが、使う人によって意味が違う場合がある。
業界内ではコンセンサスある定義がまだない。
和精油は、個人的なイメージでは「日本で育った植物の精油」なのだが、中には「日本原産の植物」、つまり「日本固有種の植物」に限定した意味で使っている人もいる。
たとえば、ラベンダーの場合だとこうなる。
ラベンダーの原産地は地中海沿岸とされるので日本で栽培され生産されたラベンダー精油であっても和精油ではなくなる。
なので今後このプロジェクトに関しては「和精油」というコトバの代わりに「日本産精油」というコトバを使用します。
(「国産精油」でもいいけど)
意味は日本国内で育った植物から採取され精油の意味。
日本産精油の事例
では、日本産精油にはどんなものがあるだろうか?・・を見ていきたい。
前回の記事で紹介したフレグランスジャーナル社『日本産精油のはじめ方』のリスト(page 90)から拝借すると下記の通り。
【樹木系】
・クスノキ
・クロモジ
・サワラ
・コウヤマキ
・スギ
・トドマツ
・ニオイコブシ
・ヒバ
・ホウショウ
・アカマツ
【シトラス系】
・カボス
・シークヮーサー
・ダイダイ
・ナツミカン
・ユズ
【ハーブ系】
・ゲットウ
・ハッカ
・シソ
※ラベンダーやローズマリーなど海外でメジャーなハーブ類も日本国内で広範囲に栽培され一部精油も採取されているが、これらの流通量は非常に少なく化粧品会社、医薬品会社など多くの企業ではおおむね海外産が利用されるため、このリストには入れていない。
アロマテラピー的な製品
今回のプロジェクトではアロマテラピー的な製品の制作を目指している。
日本産精油の豊かな香りがカラダの体調を整えてくれるような製品がいいかな~と。
和田先生がおっしゃるには、アロマテラピーでは香りのチョイスも大事だけど、マッサージの仕方にもノウハウがある!とのこと。
『セルフマッサージ』というテーマの話も必要になりそう。
(2023-04-10)
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