( 香水工場の )
香る生活
(新製品)ボンセントオイルという商品を出すぞ~
日本産精油のマッサージオイル (2023/07/06)
( 2種類のマッサージオイルをリリース予定。写真は容器だけのモックアップ。後日正式な写真と差し替えます~ )
2製品をリリース予定です。
・マッサージオイル・・リラックスする香り
・スリーピングオイル・・安らかに眠りたくなる香り
「スリーピングオイル」も中身はマッサージオイルなんですが、ネーミングはスリーピングオイルとしました。
和田先生オリジナル処方で制作しています。
当社は香水専門の化粧品会社、香りの処方制作をなりわいとしているが、今回のボンセントオイルに関しては手を加えていない。
香り付けは精油のみの精油ブレンド、弱くナチュラルな香り。
ブレンドした精油は、ごくおおまかに言えば、どの精油をどうブレンドしても「ナチュラルでよい香り」なのだ(例外はあるが)。
市販のコスメやトイレタリーは強めの香料を配合しているものが多いので強い香りにお疲れの方も多いと思う。
そういう方々には『ボンセントオイル』はほっとする弱く・はかない香りだ。
お名前は和田文緒さん。
当社製品の製造を担当しているペアブロッサムさんとともに今回の共同プロジェクトのお仲間。
今回「和田文緒xペアブロッサムx武蔵野ワークス」のフォーメーションで製品作りをやっている。
和田さんは、アロマテラピー事情の研究目的で日本や海外の蒸留所を精力的に訪問して著作物などを執筆されている。
私も精油の産地や蒸留所さんを尋ね歩いた経験があるので話が合う。
一方、アロマセラピストとして病院やサロンにて実際に施術をされているのでその知見はありがたい。
アロマセラピーには名著もあるし、ある程度信じられている理論があるが、いろいろなことを宗教の信者のように主張をされる方もおられるので私のような素人には難解な分野である。
こういう状況で実際に多様な現場での施術経験がある方は頼もしい。
和田さんのアロマセラピスト歴は30年以上、5年間勤めた高校教師をやめ単身アロマセラピーの世界に飛び込んだのが1997年。
訪問でアロマセラピーの施術をスタート、最初から現場で踏ん張ってきた方だ。
慶應義塾大学看護医療学部で看護領域でのアロマセラピーについて講義を担当(非常勤講師)されていたこともある。
1997年といえばアロマセラピーという言葉は普及したが、まだ海の物とも山の物ともつかぬ状態で興味津々だが高価な精油を恐る恐る買ってみるか?止めとくか?・・が多少なりともアロマセラピーに関心がある我々の関わり方だった。
しかし、仕事を辞めて飛び込み、かつ最初から医療分野での応用で行くというのも思い切り型の人なんでしょう。
※和田先生の インスタグラムはこちら
会社を経営したり自分でビジネスをしていれば危機的状況ってのは当然ある、そんな体験談を聞いてみた。
この20年で一番の危機は新型コロナだった。
和田先生のビジネスはアロマセラピストさんへの研修やセミナー、サロンや病院での施術だが、それらは全部「対面」。
だから新型コロナの流行は、つまり壊滅的に仕事がなくなることを意味する。
コロナ流行中、勤務先病院のアロマ室が発熱外来部屋に変更され、アロマセラピー中止の日々が続いたときはさすがに落胆した。
不安で眠れない日が続いたという。
私も仕事を失った体験があるのでわかるが、仕事がなくなる状況って心の中に重くて鈍い嫌な気持ちが沈殿する。
不安で不愉快な感覚なんですよね。
しかし、眠れない彼女を救ったものもまた精油だった。
試した精油はネロリ、カモミール・ローマン、ラベンダー、マンダリンなど・・これらはアロマセラピーでは気持ちを鎮静させる働きがあり安眠を誘うとされる。
しかし、そのときの和田さんには効果はなかった。
「嗅いでも嗅いでも、思考がグルグルするばかり」
いろいろ試したところ効果がある精油があった・・青森ヒバ、ベチバーなどの香りだった。
それで眠れたんですか?と私が問えば、不安は消えないし、悩みは心にとりついたままだったけど
「まあ、とにかく寝よう!」
という気持ちに変化したそうだ。
現実は何も変わっていないし問題は何も解決されていない。
しかし、心の中で何かが変化した。
緊張のフックが外れたようなイメージだろうか?
いい話じゃないか!
テレビショッピングのように大騒ぎして「あ~ら、ふしぎ! 悩みはぜん~ぶ消えました」とか言われると非現実的で白けてしまう。
が、問題を抱えたまま自分の心の中でなんとか気持ちの折り合いがついたところに真実味がある(人生ってこんなもんですよね)。
彼女は青森ヒバとベチバーの香りを3週間嗅いだが、最後にはそれらの精油さえも不要となり気持ちは楽になった。
これこそ本物のアロマセラピーじゃなかろうか!と私は心中感じた。
手間暇かけて取り出された日本産精油を味わってもらうこと。
その希少な日本産精油を和田処方で制作したマッサージオイルをリリースする。
精油の楽しさと効果を体験したもらえたらうれしい。
このブログではボンセントオイルの特徴や使い方を今後何度か取り上げます、お楽しみに。
→ ボンセントオイル
リリース延期のおしらせ
(更新:2023/07/18) 延期のおしらせ → 8月1日リリースを予定していたマッサージオイル「ボンセントオイル」のリリースは9月以降に延期されることになりました。正式なリリース日程は決まり次第公開させていただきます。
【関連記事】
・ボンセントオイルの話
・(本記事) ボンセントオイルという商品を出すぞ~
(2023-07-07)
( 2種類のマッサージオイルをリリース予定。写真は容器だけのモックアップ。後日正式な写真と差し替えます~ )
コンセプト
2製品をリリース予定です。
・マッサージオイル・・リラックスする香り
・スリーピングオイル・・安らかに眠りたくなる香り
「スリーピングオイル」も中身はマッサージオイルなんですが、ネーミングはスリーピングオイルとしました。
和田先生オリジナル処方で制作しています。
どんな香り?
当社は香水専門の化粧品会社、香りの処方制作をなりわいとしているが、今回のボンセントオイルに関しては手を加えていない。
香り付けは精油のみの精油ブレンド、弱くナチュラルな香り。
ブレンドした精油は、ごくおおまかに言えば、どの精油をどうブレンドしても「ナチュラルでよい香り」なのだ(例外はあるが)。
市販のコスメやトイレタリーは強めの香料を配合しているものが多いので強い香りにお疲れの方も多いと思う。
そういう方々には『ボンセントオイル』はほっとする弱く・はかない香りだ。
和田先生とは?
お名前は和田文緒さん。
当社製品の製造を担当しているペアブロッサムさんとともに今回の共同プロジェクトのお仲間。
今回「和田文緒xペアブロッサムx武蔵野ワークス」のフォーメーションで製品作りをやっている。
和田さんは、アロマテラピー事情の研究目的で日本や海外の蒸留所を精力的に訪問して著作物などを執筆されている。
私も精油の産地や蒸留所さんを尋ね歩いた経験があるので話が合う。
一方、アロマセラピストとして病院やサロンにて実際に施術をされているのでその知見はありがたい。
アロマセラピーには名著もあるし、ある程度信じられている理論があるが、いろいろなことを宗教の信者のように主張をされる方もおられるので私のような素人には難解な分野である。
こういう状況で実際に多様な現場での施術経験がある方は頼もしい。
和田さんのアロマセラピスト歴は30年以上、5年間勤めた高校教師をやめ単身アロマセラピーの世界に飛び込んだのが1997年。
訪問でアロマセラピーの施術をスタート、最初から現場で踏ん張ってきた方だ。
慶應義塾大学看護医療学部で看護領域でのアロマセラピーについて講義を担当(非常勤講師)されていたこともある。
1997年といえばアロマセラピーという言葉は普及したが、まだ海の物とも山の物ともつかぬ状態で興味津々だが高価な精油を恐る恐る買ってみるか?止めとくか?・・が多少なりともアロマセラピーに関心がある我々の関わり方だった。
しかし、仕事を辞めて飛び込み、かつ最初から医療分野での応用で行くというのも思い切り型の人なんでしょう。
※和田先生の インスタグラムはこちら
仕事を失う体験
会社を経営したり自分でビジネスをしていれば危機的状況ってのは当然ある、そんな体験談を聞いてみた。
この20年で一番の危機は新型コロナだった。
和田先生のビジネスはアロマセラピストさんへの研修やセミナー、サロンや病院での施術だが、それらは全部「対面」。
だから新型コロナの流行は、つまり壊滅的に仕事がなくなることを意味する。
コロナ流行中、勤務先病院のアロマ室が発熱外来部屋に変更され、アロマセラピー中止の日々が続いたときはさすがに落胆した。
不安で眠れない日が続いたという。
私も仕事を失った体験があるのでわかるが、仕事がなくなる状況って心の中に重くて鈍い嫌な気持ちが沈殿する。
不安で不愉快な感覚なんですよね。
しかし、眠れない彼女を救ったものもまた精油だった。
香りが心と体を救う
試した精油はネロリ、カモミール・ローマン、ラベンダー、マンダリンなど・・これらはアロマセラピーでは気持ちを鎮静させる働きがあり安眠を誘うとされる。
しかし、そのときの和田さんには効果はなかった。
「嗅いでも嗅いでも、思考がグルグルするばかり」
いろいろ試したところ効果がある精油があった・・青森ヒバ、ベチバーなどの香りだった。
それで眠れたんですか?と私が問えば、不安は消えないし、悩みは心にとりついたままだったけど
「まあ、とにかく寝よう!」
という気持ちに変化したそうだ。
現実は何も変わっていないし問題は何も解決されていない。
しかし、心の中で何かが変化した。
緊張のフックが外れたようなイメージだろうか?
いい話じゃないか!
テレビショッピングのように大騒ぎして「あ~ら、ふしぎ! 悩みはぜん~ぶ消えました」とか言われると非現実的で白けてしまう。
が、問題を抱えたまま自分の心の中でなんとか気持ちの折り合いがついたところに真実味がある(人生ってこんなもんですよね)。
彼女は青森ヒバとベチバーの香りを3週間嗅いだが、最後にはそれらの精油さえも不要となり気持ちは楽になった。
これこそ本物のアロマセラピーじゃなかろうか!と私は心中感じた。
ボンセントオイルの目標
手間暇かけて取り出された日本産精油を味わってもらうこと。
その希少な日本産精油を和田処方で制作したマッサージオイルをリリースする。
精油の楽しさと効果を体験したもらえたらうれしい。
このブログではボンセントオイルの特徴や使い方を今後何度か取り上げます、お楽しみに。
→ ボンセントオイル
リリース延期のおしらせ
(更新:2023/07/18) 延期のおしらせ → 8月1日リリースを予定していたマッサージオイル「ボンセントオイル」のリリースは9月以降に延期されることになりました。正式なリリース日程は決まり次第公開させていただきます。
【関連記事】
・ボンセントオイルの話
・(本記事) ボンセントオイルという商品を出すぞ~
(2023-07-07)
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