Home > ブログ
リスト表示 | (edit)
( 香水工場の )

香る生活


2008年、波乱の幕開け、小&大
新春の始まりです。いかがお過ごしでしょうか?ここ数日、東京は晴天に恵まれ一年のよいスタートになっています。

私の新年は、私事ですが、小さな波乱の幕開けとなりました。

年末にある植物性天然オイルを自分自身でアレルギーテストしていました。バッチリ当たり、オイルを擦り込んだ顔(パッチテストは普通腕でやりますが・・・)は、ハチに差されたように熱を持って腫れ上がり風船のように状態に。見たこともない顔です。大きな飴玉を両方のホッペに含んでいるようなカワイさ。

病院は年末年始の休み緊急の患者しか受け入れられないと断られました。薬局に相談すると患部の面積が広くてステロイド剤は危険とのこと。ステロイドは最後の手段に残しておき、非ステロイド系の抗炎症剤をもらってきてました。

薬が効いたのか、ももともと腫れが引く頃合いだったのか不明ですが、数日で峠は越えました。ようやく元の自分に戻りそうです。スキーでもサッカーでもスポーツにはだいたい何かしらケガや骨折がつきもの(経験者です)ですが、この種の仕事も長くやっているとごく希に「当たる」ことがあります。ケガも病気も小さな程度で済むなら悪いことばかりではないので、よい経験をさせてもらったと感謝しています。



一方、世界経済は波乱スタート。昨日のニュース。2008年、年明け最初のニューヨーク原油先物相場で、心配されていた1バレル100ドル越えを記録。

「NY原油、100ドル台」(読売新聞)

原油価格は、この一年で60%も上昇しました。10年前20ドルだったことを考えると凄いことになっています。私にとっては直接的にはバイオエタノール需要が旺盛になるので香水の主原料であるエタノールの値上げが続くことと、香水瓶製造には多くの火力を消費しますのでボトルも値上げ基調が続くこと、またそれらを輸送するフレート(海上運賃)や空輸運賃も上がりそうです。

その他さまざまな資材が軒並み値上がり傾向にあります。原油はプラスティックの原料で人類最大のエネルギー源であることを考えると、すべての物価に反映してくるでしょうから、多かれ少なかれビジネスへの影響はじわりと効いてくる思います。

ガソリン1リットル200円、いや300円時代も見えてきました。

今年の世界経済の行方は目が離せません。
投資家のみなさんには勝負の幕開けですね。
(2008-01-04)
search
月一メルマガ

TOP